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     国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」をはじめ、ECサイト「Yahoo!ショッピング」やオークションサイト「ヤフオク!」など、コンシューマー向けWebサービスを数多く運営するヤフー。同社はこれらのサービスを裏で支えるシステム基盤として、大規模なプライベートクラウド環境を自社で構築・運用している。

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     ヤフーの奥村司さん(クラウドラットフォーム本部 プライベートクラウドチーム リーダー)が、クラウドインフラの運用管理者向けイベント「Cloud Operator Days Tokyo 2020」で明かしたところによると、その規模は、仮想サーバが約17万台、物理サーバが約9万台、ラックが1000台以上という。

     ヤフーはこの構成のインフラを、約20人のチームで効率的に構築・運用し、社内に提供しているというが、どのような工夫をしているのか。

     工夫の1つに、奥村さんは「OpenStackクラスタの数の多さ」を挙げる。ヤフーインフラの基盤ソフトウェアオープンソースの「OpenStack」を採用し、「全社共通で利用するIaaS基盤以外にも、特定の環境やユーザーの利用に特化したIaaSクラスタを数多く用意している」という。

     「例えば、本番用と開発用でクラスタを分けたり、広告システムメールシステムといった大規模サービス用に専用のクラスタを作って社内に提供したりしている」

     Openstackの他、仮想化ハイパーバイザーには「Kernel-based Virtual Machine」(KVM)を採用。一部では「VMware」も利用している。

    サーバ選定、データ保管の工夫とは

     このクラスタを構築する際の手順は「システム設計」「サーバの見積もり・購入」「設置」「セットアップ」「デプロイ」「テスト」――と一般的なものだが、個々のプロセスを簡略化し、人手による作業を軽減している。

     まずサーバの選定・調達に際しては、運用管理を容易にするため、サーバごとの性能の平準化を図れるよう、取り扱うサーバの機種をなるべく増やさないよう心掛けている。具体的には、CPUの世代に合わせてサーバスペックを統一し、それに合致しないサーバは調達しないようにしている。

     このサーバ(または仮想化ハイパーバイザー)の上で動作する仮想マシンに割り当てるCPUソースは、物理CPUスレッド数の3倍まで許可している。やや多い印象だが、実際には問題はほぼ発生しないという。ただし、一部のCPU占有率の高いアプリケーションに関しては、専用サーバを用意するなどの対策を講じている。

     データを保管するディスクは、ごく一部の例外を除き、共有ストレージではなくサーバの内蔵SSDを利用している。その理由について奥村さんは「内蔵SSDは処理スピードが速く、最近は導入コストも落ち着いてきている。また、サーバと共有ストレージ間のネットワークについて考慮せずに済むためだ」と話す。

     ただ、この内蔵SSDRAID構成(複数の外部記憶装置を組み合わせ、1つの外部記憶装置として冗長運用する構成)を組んでいない。そのため、ディスクトラブルに起因するデータ消失のリスクが常につきまとう。これに備え、ヤフーではサーバ側ではなくアプリケーション側でデータを分散配置して冗長性を担保する仕組みを採用し、データ消失を防いでいる。

    ●全てがうまく進むわけではない

     ただし、構築作業は全てがスムーズに進むわけではない。「サーバ調達の際に予定通りに納品されない」「BIOS設定が間違っていた」「内蔵SSDが品薄で調達できなかった」といった思わぬミスや手違いが起き、構築作業に遅れが生じるケースもあるという。

     ヤフーは構築だけではなく、テストの自動化にも取り組んでいるが、そのプロセスにも改善の余地がある。例えば、同社では現在、タスク実行ツールFabric」を用いてテストコードを各サーバに送り込み、100項目以上のテストを自動で実行している。だが、その一方で、どうしても手動で行わざるを得ないテスト項目もいまだに多く残されており、「自動化するテストと、人が確認すべきテストのすみ分けの判断」が今後の課題になっているという。

    ●「守りの運用」と「攻めの運用」の両面で工夫を凝らす 

     このような手順で構築したクラスタを、より効果的に運用できるよう、ヤフーは「守りの運用」と「攻めの運用」を並行して進めている。

     「守りの運用では、少ない人数で効率よく大規模プライベートクラウドを運用するために、監視アラートの扱いに工夫を凝らしている。攻めの運用では、新たな技術を積極的に導入しながら、仮想化基盤のより高度な活用に日々取り組んでいる」と、ヤフーの奥野修平さん(クラウドラットフォーム本部 プライベートクラウドチーム)は話す。

     「守りの運用」の監視アラートに関しては、運用担当者が対応に忙殺されないよう、インフラの耐障害性を高めてアラートの発生回数を抑えている。具体的には、OpenStackのコントローラーノードをコンテナ化して「Kubernetes」に展開。オーケストレーション機能を利用して複数のノードを1台のサーバのように管理し、どこかに不具合が出た場合でも安定して稼働できる、堅牢な仮想化基盤を目指している。

     無駄なアラート対応作業を行わずに済むよう、アラート発生時の業務フローも定期的に見直している。例えば、以前はシステムの監視担当者がアラートを検知した際、クラウドを担当するチームにその旨を報告。チームから調査指示が返ってきた時点で、初めて実際の調査作業に着手していた。このフローを、クラウドチームへの報告なしに現場の判断だけで調査・対応が行えるよう変更し、アラート対応に必要な工数を大幅に削減した。

     「攻めの運用」としては、幅広いスペックサーバの運用に対応できるよう、仮想GPUやVPP(分散された電源の統合管理)などの技術を導入している。

     「仮想サーバCPUメモリのリソースネットワーク帯域、セキュリティ対策などの面から、開発チームの個別の要望にきめ細かく応えるために、新技術を積極的に活用している。テクノロジー面でのこうしたチャレンジが、使い手に寄り添った柔軟なクラウド環境の提供につながる」と奥野さんは話している。

    国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」(画像の一部を編集し、広告をカットしています)


    (出典 news.nicovideo.jp)

    仮想サーバ17万台、物理サーバ9万台 「ヤフオク!」「Yahoo! JAPAN」を支えるヤフーのITインフラ運用術


    これすごい運用ですね!
    全くイメージが湧かないですね!
    物理サーバーってそんなに必要なんですね!



    <このニュースへのネットの反応>

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    (出典 news.nicovideo.jp)

    Prime Videoチャンネルが月額99円に! キャンペーンは本日まで

    これいいですね!!
    私はいつもみていますが笑
    皆さんもいかがですか、まずはお試しに!



    <このニュースへのネットの反応>

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     「警視庁公安部や組織犯罪対策課、公安調査庁などに所属する職員の所属と本名が公開されている」──セキュリティリサーチャーのSttyK(@SttyK)さんが、7月中旬にこんな注意喚起をTwitterに投稿した。治安や防衛、情報収集活動に関わる人物の中でも、Sansanの名刺SNS「Eight」を利用している人の一部の所属と本名がGoogle検索で誰でも見られる状態だった。

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     例えば、Google検索で検索先のWebサイトをEightに絞り込んだ上で「警視庁」などを検索ワードに指定すると、EightユーザーでなくてもEightを利用する警視庁職員の所属と本名が閲覧できた(現在は閲覧できないよう変更済み)。

     SttyKさんは「こうした本来“目立つ”べきでない人たちの本名が外部から参照できる状態は危険。この情報から外部サービスアカウント復旧機能などを通じて当人のメールアドレスを入手できる可能性があり、それが分かれば標的型攻撃も可能だ」と警鐘を鳴らす。「収集した情報から組織の構成図も作れるかもしれない。その中の家族の情報までたどり着かれてしまうと家族に危害が及ぶ恐れもある」(同)。

     Eightを運営するSansanはこのような公開設定になっていたことについて「所属や本名は公開される仕様ではあるものの、外部に公開しないよう設定することはできる」と話す。

    ●「プロフィールURLを非公開」で対策可能 noindex化も実行済み

     「仕様上、アカウントがある限りは所属と本名を全く公開しない設定にはできない。しかし、『プロフィールURLの公開設定』でEightユーザー以外がアクセスできないようにすることはできる」(Sansan)

     ユーザー自身のプロフィールページの『基本情報』内には、「https://8card.net/p/(数字列)」というURLが記載されている。この項目にマウスカーソルを合わせ、右に現れたアイコンクリックすると「一般公開」もしくは「非公開」に設定が可能だ。

     現在はSansanがすでに全ユーザープロフィールページにnoindexを指定したため、検索エンジンプロフィールページが現れることはないが、今回問題とされた人々はURL自体も非公開に設定しておくのがより安全だろう。

     所属や本名自体を非公開にできないことについては「Eightは名刺情報を人脈の構築に役立ててほしいという思いで作ったサービスで、悪意を持って個人情報を探すことは想定していない」と同社は説明する。

     「しかし世の中にはそういうことをする人はゼロではない。もしEightを利用する上で、不正行為などで困ったことが迷わずサポートに報告してほしい」(同)

     ただ、これらの設定を行ってもEightユーザーからの検索を避けることはできない。それも避けるにはサービスを退会する他ない。

     ビジネスでは一般的に行われる名刺交換だが、その情報をWeb上に公開するのは注意が必要といえる。コロナ禍オンラインでの名刺交換が注目される昨今、自分自身のプロフィールをどこまで公開していいものなのか、リスクと利便性を天びんに掛けてサービスの利用を判断するべきだろう。

    警視庁公安部に所属する職員のEightプロフィールページ


    (出典 news.nicovideo.jp)

    名刺SNS「Eight」で情報機関員などの本名が閲覧できる状態に 非公開にする方法は

    これ気をつけないと私もやっちゃいましたもんね笑笑

    まあ、私の場合は一般人なんでそんな重要じゃないですが笑

    皆さんも使う場合は気をつけて設定してくださいね!

    ってか、便利ですもんね笑





    <このニュースへのネットの反応>

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