おすすめの格安SIMを教えて欲しい!
「どの格安SIMが結局お得なの?」
というあなたに、おすすめの格安SIMをご紹介します!
利用データー容量 | おすすめ利用会社 | 月額料金 |
---|---|---|
1GB | 楽天モバイル | 0円 |
3GB | nuroモバイル | 792円 |
20GB | Exciteモバイル | 2,068円 |
5G(第5世移動通信システム) | 楽天モバイル | 0円 |
近年ではLINEなどの通話アプリの普及により、データー通信のみでの利用も選択肢となっており経済的にスマホが使えるのも格安SIMの魅力です。
ですが格安SIMは自身へ必要な条件を洗い出して複数会社の比較検討を行ない適切に選択しなければ、意外とオトク感が薄くなってしまいます。
更に使用するユーザーの利用状況によって最適なプランが異なるため、失敗が怖くて中々乗り換える気が進まない方も多いのではないでしょうか。
特に家庭用Wi-Fiを利用すること前提の方と、大容量にも関わらず安価なプランを探している方ではガラッとおすすめの格安SIM会社が変わってしまうことも。
そんな悩みにお答えして、当記事では大きく分けて大多数の利用が想定される以下の3項目を中心に格安SIM会社の利用プランを比較していきます。
- 1GBのデーター容量
- 3GB前後のデーター容量
- 大容量通信
加えて利用上の注意点や近年拡大中の5Gに関する情報、新プランの導入により更にオトクになった格安SIM会社の情報も紹介。
近日中に格安SIMの乗り換えを検討している方で、自身に最適な利用会社の比較検討を行ないたい方にピッタリの内容になっています。
大手キャリアより利用コストを押さえたい方で、比較検討の適切な情報が見つからずに苦戦している方は是非当記事を参考にしてみてください。
格安SIMを決める前に確認しておきたい3つの前提条件
格安SIMへ比較検討している方で、乗り換えで確実に損しないために押さえておきたい条件や確認項目はこの3つです。
- 音声通話を利用する場合、音声付きSIMの選択が必須
- 格安SIMには大手キャリアのを把握する必要がある
- 格安SIMを選ぶ上で目安となる、通信容量の目安
上記のポイントを抑えることで「こんなはずでは…」と、失敗すること無く契約することが可能です。
そんな失敗を未然に防ぐためにも、格安SIMへ乗り換える上で絶対に押さえておきたいポイントをそれぞれ紹介していきましょう。
① 音声通話を利用する場合、音声付きSIMの選択が必須
格安SIMのデータープランは、大きくジャンル分けすると「音声付きSIM」と「データー通信SIM」の二種類が存在します。
- 音声付きSIM:電話番号付きで、大手キャリア同様に使用できるSIMカード
- データー通信SIM:ネットだけ利用することができるSIMカード(LINEやSkypeでの通話は利用可能))
格安SIM会社全体の共通点として「データー通信SIM」より「音声付きSIM」の利用料金が若干高くなってしまいます。
勿論「データー通信SIM」での利用も、LINEやSkypeなどの通話アプリを駆使することで従来通りのスマホとして使用することも可能です。
ですが電話番号登録が必要な場面やSMS認証、LINEが引き継げないなどトラブルが発生しやすいため乗り換え後に後悔してしまうことも。
初めて格安SIMを利用する場合は「音声付きSIM」を利用した上で、徐々に慣れてから「データー通信SIM」への以降がおすすめです。
また余談ですが「データー通信SIM」はセルラーモデルであればiPad、利用しなくなったポケットWi-Fiも利用することが可能ですよ。
② 格安SIMには大手キャリアの使用回線を把握する必要がある
格安SIMを利用する際には、利用するために使用する大手キャリアの使用回線を事前に確認する必要があります。
理由は格安SIMがメインで利用している使用回線によって、プラン料金が大幅に異なる場合があるためです
格安SIM会社は以下の大手3キャリアの回線をレンタルし、利用ユーザーへサービス提供を行っています。
- docomo
- Softbank
- au
大手キャリアと異なり最低限の人件費と無店舗での経営を行うことで、大手キャリアより安価な利用形態を実現。
しかし、3つのキャリア全てをレンタルしてしまうと、運営コストが無駄に発生してしまいます。
そのため格安SIM会社によっては、メインの大手キャリア回線が利用できない場合やプランが割高になってしまう事も。
加えてスマホやタブレットなどのデバイスは、利用できる大手キャリアの回線が定められている「SIMロック端末」と呼ばれるデバイスが存在。
SIMロック端末は指定された大手キャリア回線以外を使用できないため、事前にSIMロック解除を行っていない場合には指定回線以外利用することができません。
SIMロック解除端末やSIMフリー端末であれば利用回線に囚われず、自由に回線を選択することができるので使用デバイスのSIMロック事情も事前に確認が必要です。
③ 格安SIMを選ぶ上で目安となる、通信容量の目安
結論から言うと大手キャリアと利用料金を比較した場合、最も格安SIMの恩恵を受けることが可能なプランは「1GB〜3GB」の通信量です。
理由は大手キャリアで端末購入+毎月の通信費を比較した場合、通信量が多すぎると大手キャリアより割高になる可能性が高いため。
例えば新型iPhoneを利用している場合、毎月発生する費用は「iPhone本体2年Appleローン払い+通信料金」です。
そのため通信量が多すぎると大手キャリアと利用料金が変わらなかったり、より高額になったりしまうことがあります。
自身で利用する通信量を選択する必要がある格安SIMは、毎月「1G〜3G」程度の利用ユーザーが利用検討の中心になるでしょう。
以上を踏まえた上で、以下の3パターンの通信量に関するおすすめユーザーの特徴を深堀りしていきます。
- 通信容量1GB:外出する機会が少ない方に最適
- 通信容量3GB:外出先では動画などの大容量通信を行わない方に最適
- 大容量通信:時々外出先で動画視聴や画像コンテンツを楽しむ方に最適
それぞれの項目について、順を追って詳細を解説していきましょう。
【通信容量1GB】外出する機会が少ない方に最適
【1GBの利用目安】
平均月額料金 | 毎月1,000円前後 |
---|---|
ネットサーフィン | 1週間未満(外出先) |
LINE | 音声通話・メッセージは問題なし |
SNS | テキスト中心であれば問題なし |
YouTube視聴(標準画質) | 一ヶ月数十秒なら可能 |
外出する機会が少なく野外でデーター通信を使用する機会の少ないユーザーの場合、最も格安SIMの恩恵を受けることができる通信量が「〜1GB」。
各格安SIM会社でも毎月の利用料金が最低クラスなので、毎月1,000円前後という破格の利用料金でスマホを使用することが可能です。
特に外出する機会の少ない在宅ワークや、専業主婦の方であれば真っ先に視野に入れておきたい通信容量になります。
【通信容量3GB】外出先では動画などの大容量通信を行わない方に最適
【3GBの利用目安】
平均月額料金 | 1,500円前後 |
---|---|
ネットサーフィン | 3週間程度 |
LINE | 音声通話・メッセージ・画像は問題なし |
SNS | 動画系以外、画像系SNSの適度な観覧は問題なし |
YouTube視聴(標準画質) | 1ヶ月で10分程度を2~3回再生可能 |
適度な通信量を使用するバランスの取れた料金プランで、スマホ利用を行ないたい方に最適なのが「通信容量3GB」のプラン。
格安SIMならではの低価格な利用料金体制にも関わらず、適度な通信量を設けられている最も利便性の高い通信プランです。
特に外出先では動画再生など通信量が大きいコンテンツは利用せず、SNSやネット観覧が中心の方におすすめできる通信量となっています。
ただし動画視聴など通信量の大きいコンテンツを視聴する場合には、通信量が足りなくなる恐れがある点に注意が必要でしょう。
【大容量通信】時々外出先で動画視聴や画像コンテンツを楽しむ方に最適
平均月額料金 | 毎月1,000円前後 |
---|---|
ネットサーフィン | 動画以外であれば問題なし |
LINE | 短時間の動画の受け渡しまで問題なし |
SNS | 動画系SNSも適度に楽しめる |
YouTube視聴(標準画質) | 適度に楽しめる |
毎月一定以上の通信量が必要になる方でも、スマホの本体料金の支払いが済んでいる場合には大容量通信の格安SIMが選択肢となります。
特に最新モデルを使用して携帯本体料金の支払いが終わった場合、スマホの性能に満足している場合は割高な最新モデルを無理に購入する必要はありません。
格安SIMへの乗り換えを検討しており時々外出先でも動画を視聴する機会がある場合には、4GB以上の通信プランを選択するとストレスが少ないでしょう。
ただし通信量を増やせば増やすほど、大手キャリアと比較した場合に利用料金のオトク度が少なくなってしまう点に注意が必要です。
【データー容量1GBプラン】低価格の格安SIM会社を比較・人気のサービスランキング
「音声SIM」のデーター容量1GBで人気の格安SIM会社やプランを比較検討した場合、ランキングで順位掲載すると以下の通りになります。
【音声1GBプラン利用料ランキング】
順位 | 格安SIM会社 | 利用料金 |
---|---|---|
1位 | 楽天モバイル | 0円 |
2位 | ocnモバイル | 770円 |
3位 | nuroモバイル | 792円 |
4位 | BIC SIM | 858円(2GB) |
5位 | BIGLEOBE | 1,078円 |
6位 | イオンモバイル | 1,078円 |
7位 | J:comモバイル | 1,078円 |
8位 | b-mobile | 1,089円 |
また2021年4月より開始された新プランでは、以下の格安SIM会社も特有の通信量と料金体制を採用。
- LINEモバイル:1,210円(2GB) 1,480円(5GB)
- ⅡJmioモバイル:858円(2GB)
通信量2GB前後の丁度よい通信量を求めている方は、利用検討として視野に入れてみては如何でしょうか。
また音声SIMで1GBプラン利用料ランキング上位3つである、以下の格安SIM会社の概要や料金プランの詳細を深堀りしていきます。
- 1位:楽天モバイル 0円
- 2位:ocnモバイル 770円
- 3位:nuroモバイル 792円
それぞれの概要を順を追って紹介していきましょう。
1位:楽天モバイル 0円
- 1GB未満は、驚異の利用料0円
- 毎月の利用通信量によって料金が決定
- 国内通話かけ放題(専用アプリ利用時)
- 2021年夏よりキャリアメールも利用可能
- 自社基地局が拡大中
格安SIM業界に衝撃を与えたのが、2021年4月より開始された楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は、自身で利用通信量の選択を行う従来型の格安SIMのプランと異なり自動で利用料金が算出されます。
更に毎月1GB未満の利用であれば利用料金が0円になる料金体制を採用しているため、スマホの利用料金そのものを無くすことが可能です。
あまりスマホのデーター通信を利用しないWi-Fiの利用が中心の方であれば、乗り換えなければ損とも言える内容になっています。
利用回線は楽天の自社回線とパートナー回線と呼ばれるau回線が入り混じっている状況で、今後全て楽天の回線に移行する予定。
2021年前半では楽天の基地局拡大など普及作業が進んでおり、今後は更に快適な利用感が実現できる可能性の高い格安SIM会社でしょう。
2位:ocnモバイル 770円
- セット購入で端末代が割引き
- 低速モードを利用でSNS使い放題
- エントリーパッケージで初期費用を節約
- 余ったデーター残量は翌月末まで持ち越せる
- 複数契約でデーター残量を分け合える
- 半年間利用すると違約金が掛からない
NTTコミニケーションズが提供する「ocnモバイル」も、2021年に導入された新プランによりトップレベルの月額利用料の安さを実現しました。
特にデーター通信量1GBの利用料金は格安SIM会社の中では、楽天モバイルに継いで2位の順位を獲得する安さを誇っています。
更にOCN光モバイルを併用することで、毎月の利用料金が200円引きとなり最大で毎月税込550円まで値下げすることが可能です。
余ったデーター容量は来月に持ち越せるので、まったくデーター容量を使用しなかった場合には最大2GB近くの利用を翌月に行うことができます。
利用回線はdocomoのみで半年間の縛りが発生するのがデメリットですが、大手キャリアの2年以上の縛りと比較すると自由度が高い点もポイント。
データー使用量に伴い料金が変動するプランが採用された楽天モバイルなどは、油断すると利用料金が高額になってしまいます。
そのため確実に最低利用料金で使用を行ないたいユーザーには、最適な格安SIM会社ではないでしょうか。
3位:nuroモバイル 792円
- 最低データー通信量は2GB〜
- 大手3キャリアの回線を利用可能
- エントリーパッケージで初期費用を節約可能
- 違約金縛りなし
- 10分以内の通話かけ放題オプション有り
- データー繰越機能付き
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する安心感と通信品質の高さ、価格帯の安さから高い評価を獲得しているのが「nuroモバイル」。
「nuroモバイル」では、大手3キャリア回線に対応しているため、利用回線に囚われず契約先を選ぶことができます。
最低利用データー容量は2GBからにも関わらず、他社の格安SIMサービスより安価な価格帯で利用できるのが「nuroモバイル」最大の強みです。
更にデーター通信のみであれば初めて利用する方に向けて、0,2GBを税込み330円で利用できるお試しプランも用意されているのでサブ機で確かめるのにも最適。
数ある格安SIM会社でも数ヶ月に一度、1GB以上のデーター利用を行う機会があるユーザーであれば選んで損のないサービスだね!。
【データー容量3GBプラン】低価格の格安SIM会社を比較・人気のサービスランキング
「音声SIM」のデーター容量3GBで人気の格安SIM会社やプランを比較検討した場合、ランキングで順位掲載すると以下の通りになります。
【音声3GBプラン利用料ランキング】
順位 | 格安SIM会社 | 利用料金 |
---|---|---|
1位 | nuroモバイル | 792円 |
2位 | Exciteモバイル | 880円 |
3位 | LinksMate | 902円 |
4位 | ocnモバイル | 990円 |
5位 | 楽天モバイル | 1,078円 |
6位 | イオンモバイル | 1,078円 |
7位 | BIC SIM | 1,078円(4GB) |
8位 | b-mobile | 1,089円 |
また2021年4月より開始された新プランで、以下の格安SIM会社は特有の通信量と料金体制の提供を開始しました。
- ⅡJmioモバイル:4GB 1,078円
- mineo:5GB 1,298円
- LinksMate:5GB 1,210円
- BIGLEOBE:770円(1年契約縛り・エンタメフリー)
また例外として「BIGLEOBE」は、YouTubeなど一部動画配信サービスの利用制限がないエンタメフリーを採用している代わりに1年縛りが発生。
そのため利用者を選ぶサービスとしてランキング外に表示していますが、利用ユーザーの目的に合う場合は利用候補として十分価値のある格安SIM会社となっています。
4〜5GBの丁度よいデーター通信量を求めている方は、以上の4社も利用検討候補として視野に入れてみては如何でしょうか。
また音声SIMで3GBプランを比較した結果として算出された上位3社の概要や料金プランの詳細を深堀りしていきます。
- 1位:nuroモバイル
- 2位:Exciteモバイル
- 3位:LinksMate
それぞれの詳細も、順を追って内容を紹介していきましょう。
1位:nuroモバイル 792円
- 3GBで最安価格
- エントリーパッケージで初期費用を節約可能
- 違約金縛りなし
- 10分以内の通話かけ放題オプション有り
- データー繰越機能付き
1GBプランに続いて、3GB部門でも利用料金の最安値を叩き出す格安SIM会社がnuroモバイルです。
利用データー通信量3GBで月額利用料金800円を下回る数少ない格安SIM会社で、安価にも関わらず速度が早い通信品質の高さも魅力。
加えて10分かけ放題オプションや端末保証オプションに加入することも可能で、キャンペーン期間中であれば3ヶ月間無料で利用することも可能です。
またデーター繰越し機能や、同じ「nuroモバイル」利用ユーザーであればギフト機能でデーター通信を送付できるのも嬉しいメリットでしょう。
2位:Exciteモバイル 880円
- 料金プランが豊富
- 追加オプション豊富
- 通信量を使い切っても、バースト機能を利用可能
- 余ったデーター容量は翌月に繰越可能
- 低速、高速の使い分けができる
2021年4月からの料金体制変更により、3GBの利用プランが数ある格安SIM会社でもトップレベルの安さを実現したのが「Exciteモバイル」。
「Exciteモバイル」では、docomoとauのキャリア回線を使用して利用することが可能です。
Exciteモバイルでは6段階で利用通信量に応じて支払額が変化する「Fit」と、定額料金プラン「Flat」プランの2種類が存在します。
段階で設定されている「Fit」では音声SIMを利用している場合、以下のグラフのように料金が変動。
0GB | 495円 |
3GB | 880円 |
7GB | 1,430円 |
12GB | 1,980円 |
17GB | 2,750円 |
25GB | 3,245円 |
そのため利用する通信量が少なければ少ないほど、オトクに利用することができるのもExciteモバイルの魅力。
特に7GBまでの利用であれば、他社格安SIMサービスより利用料金が最安値近くに設定されています。
ここ数ヶ月、外出先で3GBを上回る通信量を利用していない方には、検討候補となる格安SIM会社だね!
3位:LinksMate 902円
- 豊富な料金プラン
- 5Gオプションを利用できる
- カウントフリーオプション付き
- 最低利用期間違反による違約金などの縛りなし
- 対象コンテンツと連携機能で特典獲得可能
2021年3月18日に新料金プランを導入した、docomo回線利用の格安SIM業者が「LinksMate(リンクスメイト)」です。
「LinksMate」ではスマホゲームなど、指定コンテンツであれば通信量のカウントが行われないカウントフリーオプションが魅力。
カウントフリーの指定コンテンツであるスマホゲームの一例としては、以下のようなものがあげられます。
- ウマ娘プリティーダービー
- ワールドフリッパー
- 釣り★スタ
- エレメンタルストーリー
- プリンセスコネクト!Re:Dive
- シャドウバース
- グランブルーファンタジー
加えてゲームとサービスアカウントを連携することにより、限定アイテム配布などの特典を受けることが可能です。
また音声付きSIMであれば、近年拡大中の5Gオプションも利用することが可能なのも嬉しいポイント。
対象コンテンツのファンで、毎月の通信量を大幅に利用するユーザーであれば特に利用価値の高い格安SIM会社だね!。
5G対応の格安SIM会社ランキング
格安SIMの最も利用者の多いゾーンを紹介したところで気になるのが、5Gに対応している格安SIM会社ではないでしょうか。
5Gとは第5世代移動通信システムと呼ばれ、通信制限が撤廃に加え従来の100倍以上となる通信速度を誇る新システム。
そこで5G対応可能な格安SIM会社で、利用最低容量で最も安価に利用できるサービス会社をコスト順で掲載していきます。
- 楽天モバイル(1GB):0円
- LinksMate(1GB):737円
- mineo(1GB):1,298円+220円(5G追加オプション)
- Ymobile(3GB):2,178円
また上記のサービスに加えて、2021年夏からは「UQモバイル」でも5Gオプションが利用開始と告知されています。
ですがUQモバイルは利用料金は高めに設定されており、現在公表されている5G対応の利用会社よりコストが高いことが要されるでしょう。
そこで現在公表されている5Gオプション対応の格安SIM会社ランキング上位である、以下の3社に関する概要を紹介していす。
- 1位:楽天モバイル
- 2位:LinksMate
- 3位:mineo
それぞれ順を追って、詳細を深堀りしていきましょう。
1位:楽天モバイル(1GB) 0円
- 利用通信量に応じて料金が変動
- 対象サービスエリアは現在拡張中
- 対象外エリアはau回線を利用
5G対応に加え、毎月1GB以下の利用であれば利用料金が無料になる破格のサービスを提供しているのが「楽天モバイル」
。
楽天は現在、自社基地局を拡大中で対象範囲での利用を行う場合は、無制限の高速通信である5Gを利用することが可能です。
ただし5Gのエリア範囲外はau回線を借りている状態となっており、データー通信量を消費するため料金が割高になってしまうことも。
そのため条件に当てはまらない場合は、利用ユーザーの環境によってオトク度が大きく左右される点に注意が必要でしょう。
2位:LinksMate(1GB) 737円
- docomo回線を使用
- 追加オプション料金不要
- 固定通信費で通信量超過を防げる
条件を満たすと無料で5Gオプションに加入できることから、高いコストパフォーマンスを誇る格安SIM会社が「LinksMate」。
LinksMateで5G通信が利用可能な条件として、以下全ての項目に当てはまることが必要になります。
- 5G対応デバイスである
- 音声+SMS+データー通信プラン
- 5Gオプション申し込み手続き
- 5Gエリア対象内での利用
条件さえ満たせば、5Gオプションの申込みを行うだけで追加料金が発生せずに利用することが可能です。
そのため利用料金が固定されており、最安値で5Gを利用したい場合に選択肢となる格安SIM会社でしょう。
3位:mineo(1GB) 1,298円+220円(5G追加オプション)
- 大手3キャリア回線を利用可能
- 最大6ヶ月間無料キャンペーン開催(2021年6月末まで)
- パケット放題オプション有り
- 違約金の縛りがない
追加オプション料金220円で5Gが利用可能となる、通信品質高さから高い人気を誇る格安SIM会社が「mineo」。
格安SIM通信業界で初となる大手3キャリアを利用可能で、5Gの進捗次第で回線乗り換えを行うこともできます。
5G対応エリアの完全普及までは数年以上の年月が掛かると言われており、進捗具合が読めない現在では4Gと5Gの併用が必要です。
mineoは4Gと5G回線をバランスよく利用しながら良いところ取りができる、数少ない貴重な格安SIM会社となっています。
またmineoは2021年4月〜6月末まで、新規の5G利用申込者は6ヶ月間オプション料金が無料になるキャンペーン中だよ!。
5G利用の対応端末利用者であれば、一度5Gの利用感を試してみるのにも最適な格安SIM業者ではないでしょうか。
【大容量通信】低価格の格安SIM会社を比較・人気のサービスランキング
大容量の通信が可能な格安SIM会社を比較した場合、オトクに利用できる利用会社をランキング順に掲載した場合は以下の通りになります。
【音声付き大容量通信利用料ランキング】
順位 | 格安SIM会社 | 利用料金 |
---|---|---|
1位 | Exciteモバイル(20GB) | 2,068円 |
2位 | mineo(20GB) | 2,178円 |
3位 | b-mobile(20GB) | 2,178円 |
4位 | FUJI SIM(20GB) | 2,310円 |
5位 | LINEMO(20GB) | 2,728円 |
6位 | LinksMate(20GB) | 2,970円 |
7位 | 楽天モバイル(無制限) | 3,278円 |
8位 | UQモバイル(25GB) | 3,828円 |
9位 | Ymobile(25GB) | 4,158円 |
ただし格安SIMはデーター通信量が多すぎると、容量の大きさに比例して値段が高額になるサービス会社が大半。
そのため携帯本体の料金と合計した場合、大手キャリアと利用料金が変わらなくなってしまうことも珍しくないので注意しましょう。
以上を踏まえた上で、格安SIM会社の中でも大容量通信をオトクに利用できる以下の2社の概要を解説していきます。
- Exciteモバイル(20GB):2,068円
- mineo(20GB):2,178円
それぞれ順を追って詳細を説明していきましょう。
Exciteモバイル(20GB):2,068円
- 料金プラン、オプションが豊富
- 2種類のプランから選択可能
- エキモバ電話で通話料半額
- 通信モード切り替え可能
利用通信量に応じて支払額が変化する「Fit」と、定額料金プラン「Flat」プランの2種類が存在するExciteモバイル。
Exciteモバイルでは20GBの大容量通信を、毎月税込み2,068円利用料を利用することが可能です。
格安SIM会社を複数比較した中でもトップクラスの安さを誇っており、毎月定額で使いすぎる心配がない点が魅力。
家庭用Wi-Fiがなく、大容量のデーター通信が利用できる格安SIM会社を検討している方は利用候補の一つとなるサービス会社でしょう。
mineo(20GB):2,178円
- 余ったパケットを翌月へ繰越可能
- 利用制限や違約金は一切なし
- トリプルキャリア回線対応
- 大容量通信でも低価格
トリプルキャリア通信に対応した数少ない格安SIM会社であるmineoは、月20GBの大容量プランを月額税込2,178円で利用可能。
加えて余ったパケット通信は翌月持ち越しが可能な上、パッケットシェア機能「フリータンク」は、毎月1GBを利用することが可能です。
そのため20GBのデータープランで契約した場合、最大で合計42GB近くの通信量までのデータ通信を実現することも。
格安SIMへの切り替えを検討しているものの、データー通信量の不足が検されている方は検討して損のない通信会社でしょう。
外出先で「ギガ食い」するユーザーには…
大容量の格安SIMを利用したスマホ料金は、本体代と合計した料金が場合によっては大手キャリアを上回ってしまう場合があります。
その場合は大手キャリアの割り引きが利用できない等、キャンペーン次第では乗り換えることで損することも。
ですが家庭用Wi-Fiがないユーザーにとっては、一ヶ月で一桁のデーター通信量は心もとないのが現状ではないでしょうか。
そんなユーザーにおすすめなのが「最低通信量の格安SIM」+「ポケットWi-Fi」の利用です。
ポケットWi-Fiであれば友人やパートナーと一緒に利用できるだけではなく、低価格で大容量通信を野外で実現することができます。
また光通信のように特殊な工事も必要がないので、賃貸に住んでいる利用者でも気軽に契約できるのもポケットWi-Fiのメリットです。
そんなポケットWi-Fiを利用検討している方には、以下の記事でおすすめの利用会社を比較した記事を掲載していますので興味がある方は参考にしてみてください。
【2021年最新】最も安いポケットサイズWiFiはどれ?22種類の料金・キャンペーンを一斉比較した結果、最安はこれだ!
格安SIMに乗り換える上での5つの注意点
おすすめ格安SIM会社の比較検討を行ない候補を絞った後に、気になるのは乗り換える上で押さえておきたい注意点ではないでしょうか。
特に格安SIMは注意点を押さえておかなければ料金が安くならないだけでなく、最悪の場合スマホが使用できなくなってしまいます。
そんなトラブルを未然に防ぐために、格安SIM会社の利用前に押さえておきたい以下の項目を紹介していきます。
- 使用予定のデバイスがSIMロック解除端末か確認
- 使用端末のSIMカードの種類を確認する
- 電話料金が高くなりがち
- キャリアメールが使えなくなる
- 音声付きSIMはMNP予約番号の発行が必要
以上の概要についても、順を追って詳細を解説していきましょう。
① 使用予定のデバイスがSIMロック解除端末か確認
使用デバイスを大手キャリアで購入した場合、指定のキャリア回線以外が利用できない「SIMロック」が施されています。
「SIMロック」が施された端末は、購入したキャリア以外の回線を行うためには「SIMロック解除」と呼ばれる処置を行わなれければいけません。
そのため格安SIMの回線プランによっては、SIMロックの影響により利用できないトラブルが発生することも。
格安SIMを利用する際には、SIMロックの解除を行い「SIMフリー端末」と呼ばれる状態にしておくことでトラブルを防ぐことが可能です。
「SIMロック」は大手キャリア解約後には、解除することができない可能性が高いので事前に確認を行っておきましょう。
② 使用端末のSIMカードの種類を確認する
格安SIMを利用する場合、使用予定のデバイスに適応したSIMカードを適切に選択する必要があります。
理由としてはSIMカードは大きく分けて以下の3種類が存在し適応外のSIMカードを選択肢た場合、利用できない恐れがあるため。
- 標準SIM
- micro SIM
- nano SIM
利用デバイスはnano SIMを利用する端末が殆どですが、中には例外的な製品も存在します。
SIMカードの対応サイズを調べる方法は、各格安SIM会社の公式HPより「動作確認端末一覧」などで確認することが可能。
乗り換え候補の業者を決定した場合は利用予定の端末が対応しているか、しっかりと事前確認を行っておきましょう。
③ 電話料金が高くなりがち
格安SIMを利用するデメリットとして、従来通り電話番号を使用した長めの通話を行うと料金が高くなりやすい点です。
格安SIM会社は大手キャリアと異なり通話無料のアプリではなく、通常の通話を利用すると電話料金が高く付くサービスも珍しくありません。
そのため仕事の都合上など、頻繁に音声通話を利用する機会のある方は格安SIMを利用すると余計に高く付いてしまう恐れがあるため注意が必要です。
SkypeやLINEなどの無料音声通話アプリを駆使して、デメリットを消すこともできるよ!
特に近年、電話番号を利用した音声通話を行っていない場合には格安SIMは十分検討の余地がある選択肢ではないでしょうか。
④ キャリアメールが使えなくなる
大手キャリアのように格安SIMでは、キャリアメールを使用することができない業者が数多く存在します。
また以前まで使用していた大手キャリアメールのアドレスは、残念ながら使用することができなくなってしまう場合も。
そのため格安SIMへの乗り換えを決定した場合は、キャリアメールで受信していたメールの転送先を新たに変更しておきましょう。
大手キャリア以外のメールアドレスをお持ちでない方はGmailなどを利用することで、フリーメルアドレスを作成することが可能です。
⑤ 電話番号を引き継ぐためにはMNP予約番号の発行が必要
大手キャリアと同じようにスマホを使用したい場合、格安SIMへ移行した後でも電話番号を使用し続けるためには「MNP」と呼ばれる手続きが必要です。
「MNP」とは同じ電話番号を引き続いて使用するための手続きの総称で、転出するためにはMNP予約番号を発行する必要があります。
MNP予約番号の発行方法は、現在契約している通信会社によって異なるので公式HPにて「MNP」に関する詳細を確認しておこう!
また予約番号発行時には電話での手続きとなる利用会社が大半ですが、利用者の流出を防ぐため引き止め営業が行われる場合があります。
キャンペーンの案内で利用し続けたほうがオトクに聞こえるよう誘導されますが、格安SIMへ乗り換えてしまったほうが安く住む場合が殆どです。
そのため電話での案内に流されるままの場合は、無事にMNPが行えない可能性があるため十分注意しましょう。
よくある質問
格安SIMを利用する上で注意点を押さえた後に気になるのが、多数の人が疑問を抱えるよくある質問等ではないでしょうか。
そこで格安SIMの利用を検討しているユーザーで、疑問を抱えることの多い以下3項目の詳細を深堀りしていきます。
- 通信速度は大手キャリアより遅い?
- 格安SIMは5Gに対応している?
- 大手キャリアで2年契約の期間が残っている場合は、待ったほうが良い?
それぞれ順を追って詳細を解説していきましょう。
【通信速度は大手キャリアより遅い?
結論から言うと格安SIMは、大手キャリアより通信速度が遅い利用会社が殆どです。
理由としては大手キャリアの回線をレンタルしているので、大手キャリアユーザー以外の格安SIM利用ユーザーは優先度が低くなってしまうため。
特に平日の12:00〜13:00等、利用者が集中しやすい時間帯は回線が込み合ってしまうため通信速度が遅くなる場合があります。
その代わり各格安SIM会社は、店舗などの必要経費を削減した上で消費者に低価格の利用サービスとして還元。
加えて今後は従来の数百倍を誇る高速通信システムである、5Gの普及に伴い解消されていく問題点ということが予想されます。
そのため今後は徐々に問題点が解決されていくと予想されているので、早めに乗り換えて月々の出費を抑えるのがおすすめです。
格安SIMは5Gに対応している?
格安SIMは一部の利用会社以外は、以下に掲載した利用会社以外は残念ながら5G対応を行っていません。
- 楽天モバイル
- LinksMate
- mineo
- Ymobile
- UQモバイル(2021年夏予定)
また5Gを利用する場合には、格安SIM会社によっては指定条件を満たした上で事前に申し込み手続きを行う必要があります。
そのため格安SIM会社は、2021年現在は全て5G回線が利用できるわけではない点に注意が必要です。
大手キャリアで2年契約の期間が残っている場合は、待ったほうが良い?
結論として大手キャリアで2年縛りによる違約金の発生が場合でも、早めに乗り換えたほうが得する場合があります。
例えば残り1年半以上の契約で縛りが発生している大手キャリアを利用し続けている場合と、格安SIM会社の利用を続けた場合で比較してみましょう。
大手キャリア利用時 | 格安SIM会社 | |
---|---|---|
月々の利用料 | 5,000円 | 1,500円 |
1年間利用額 | 60,000円 | 18,000円 |
それぞれの例で比較した場合、年間で42,000円に及ぶ利用額の差が発生する計算となります。
そのため例え2年間の縛りによる、1〜2万円近くの違約金が発生する場合でも早めに格安SIMへ乗り換えなければ数万円以上の損失に繋がることも。
そのため場合によっては早めに違約金を払って乗り換えたほうが元を取れてしまう場合もあるため、一度利用料金の見直しを行ってみましょう。
まとめ
最後に利用ごとにおすすめの格安SIM会社を、簡単におさらいしていきましょう。
- データー容量1GBプラン:楽天モバイル
- データー容量3GBプラン:nuroモバイル
- 5G対応の格安SIM会社:楽天モバイル
- 大容量通信で低価格の格安SIM会社:Exciteモバイル
毎月の出費を見直すべく、格安SIMへ乗り換えようか検討している方は参考としてご活用頂けたでしょうか。
格安SIMは適切な利用プランを選択することで、毎月の固定費を削減できるので累計で年10万円近くの費用を削減できることも珍しくありません。
そのため早めに乗り換えておかなければ数年単位で換算すると、格安SIMに乗り換えないことで数十万円分の損失を被ることになってしまいます。
ただ格安SIMに乗り換えないだけで発生する数十万円の損失ですが、もしアナタが数十万円を手にしたなら何に使いたいか想像してみてください。
毎月面倒だと後回しにするだけで、毎日嫌々出社している仕事や趣味の時間を我慢することで代わりに補填しなければいけないもんね。
割高な大手キャリアを利用し続けることで発生する銀行口座というバケツに開いた穴を塞ぐためにも、至急格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
(出典 news.nicovideo.jp)
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