全国の家電量販店やECショップPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2月のSIMフリースマートフォンの販売台数前年比は112.5%を記録。メーカー別では各社で明暗が分かれ、ファーウェイ(53.4%)とASUS(46.8%)は前年を大きく割れ、シャープ103.9%)とOPPO217.8%)は数字を伸ばした。

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 2月の週次でメーカー販売台数シェアの推移を分析すると、年始から続いた4社による混戦からASUSがやや後退。ファーウェイシャープOPPOの争いはさらに接戦になり、2月24日週の3社の差は4ポイント以内に縮まっている。

シリーズ別で大きく伸びているのがシャープの「AQUOS sense3」。圧倒的人気を誇るファーウェイの「HUAWEI P30 lite」を1.3ポイント上回り、首位に立った。OPPO売れ筋である「OPPO Reno A」「OPPO A5 2020」も引き続き、好調をキープサムスンの「Galaxy A20」「Galaxy A30」がトップテン入りを果たしていることにも注目したい。

 3月上旬は楽天モバイルによる携帯キャリア事業の明らかになったり、ソフトバンクから5Gサービスプランが発表されたりするなど、大きなトピックが相次いだ。上半期はこうした通信事業者の動きに端末メーカーがどのように応えていくのかが注目される。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

SIMフリースマホ市場の2月の販売台数前年比は112.5%。前年比を大きく上回った


(出典 news.nicovideo.jp)

SIMフリースマホ新生活商戦、各社で明暗くっきり
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