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 主要格安SIMの料金表(今回は音声SIM)とともに、格安SIMSIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、楽天モバイルがMNOとしての本格スタート。au網接続時の通信量を月5GBに増量するとともに、使い切っても1Mbpsで利用できるなどプラン内容を大幅アップ。また、総務省の要請により、格安SIMでも25歳以下のユーザーへの通信量追加が次々と発表されている。

MNOとしての楽天モバイルが本格スタート
au回線での利用を月5GBに増量で、使い勝手が大幅向上

 楽天モバイルが、MNOとしての自社回線による本格サービスを先週8日についに開始した(これにともないMVNOとしての楽天モバイルサービスは新規受付を終了)。

 MNOとしての楽天モバイルは税抜月2980円の料金(しかも現在は1年無料)で、「データ通信に制限無し、国内通話もかけ放題」が目玉。ただし、制限無しのデータ通信が利用できるのは、現状で東名阪を中心した楽天の自社エリアに限定される。それ以外の地域、また東名阪でも地下街地下鉄ではau網(楽天モバイルは「パートナー回線」と表現)に接続するが、その場合は月2GBが上限で、すぐに使い切ってしまうのでは? という意見が多く見られた。

 そんな声に押されてか、サービス開始日の8日にプラン変更を発表。au網接続時の通信量を月5GBに増量するとともに、使い切った後の通信速度も最大1Mbpsに高速化した(従来は128kbps)。月5GBは格安SIMの主要プランよりも多く、それが終わっても、1Mbpsの速度があればSNSの利用はもちろん、画質を落とせば動画も楽しめそうで、見た目の数字以上に使い勝手は大幅にアップしそうだ。

 利用する周波数の関係から、建物内のカバーの問題があり、特に自社ネットワークを構築する東名阪ではメイン回線としての契約にはやや不安がともなうが、有料化した後でも3大キャリア/格安SIMに対して、高い価格競争力を持つようになったのは事実。今後のエリア拡大も含めて、注目と言える。

総務省の要請により、格安SIMの各サービス
25歳以下のユーザーに通信量増量を次々と発表

 総務省は、学生のオンラインでの学習機会の確保のため、通信量制限の緩和を業界団体に要請していたが、主要キャリアに続き、格安SIMでも次々と施策が発表されている。

 サブブランドY!mobileは25歳以下のユーザーに月50GB、UQ mobileも月30GBの追加データを4月分として提供。MVNOでも、OCN モバイル ONEは4/5月分で25歳以下に月10GBを提供、BIGLOIBEは最大20GB分の追加チャージが無料、IIJmioは大容量オプション契約者に30GB分のクーポン、LINEモバイルは10GB、y.u mobileは25GB、mineoは10GBといった具合だ。格安SIMによって、自動で付与されるか、追加チャージ分が無料になるかなどの違いがあるので、対象者はまず自分が契約しているサービスウェブサイトチェックしてほしい。

人気の音声通話付きSIMの料金表(税抜)
データ専用SIM過去の分をクリック

※1:12~13時、18~19時は最大300kbps
※2:楽天会員は1年間、月1500円が割引される
※3:「スマホプランデータ増量キャンペーン」適用時(通話オプション追加が条件で1年間適用)。以降はそれぞれ月3GB、月9GB、月14GB
※4:「データ増量無料キャンペーン2」適用時(1年間は無料で適用、以降は月500円)。非適用ではそれぞれ月3GB、月9GB、月14GB
※5:新規契約時または契約変更時に6ヵ月間、月700円が割引される。
※6:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある

 
【格安スマホまとめ】楽天モバイル本格開始! au網接続時に月5GB、使い切っても1Mbpsと大幅強化


(出典 news.nicovideo.jp)

【格安スマホまとめ】楽天モバイル本格開始! au網接続時に月5GB、使い切っても1Mbpsと大幅強化

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