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 米オラクル2020年4月28日(現地時間)、オンラインビデオコミュニケーションサービスZoom」を提供する米ズーム ビデオ コミュニケーションズが、サービス提供基盤としてオラクルのIaaS「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したと発表した。Zoomにおける急激なサービス需要増加に対応するためで、すでにOCIのサーバーを通じて「毎日7ペタバイト(HDビデオ換算で約93年分)」のデータを転送していると述べている。

 新型コロナウイルス感染症COVID-19)拡大に伴って、世界中でビデオ会議サービスの利用が急拡大している。Zoomでも、昨年(2019年12月は1日あたり約1000ユーザーだった会議参加者数が、今年2月には約2億ユーザーに、そして3月には1日あたり約3億ユーザーと、4カ月間で30倍に急拡大した。オラクルのブログ記事によると、こうした急拡大は、企業におけるビデオ会議の需要増加に加えて、教育機関に対する無料サービス枠の拡大によって遠隔授業に利用されるケースが増えたことが要因だという。

 これに伴って、Zoomは追加のクラウドキャパシティを迅速に用意する必要に迫られた。オラクルではこれに応じ、OCIへのZoom展開を数時間で完了して、数十万ユーザーが同時に会議参加できるクラウドキャパシティを確保。さらにその後、遠隔授業での利用が増加した際にもキャパシティを拡張して、フル運用が実現した現在では数百万ユーザーの同時参加にも対応できるという。

 Zoom CEOのエリック・S・ユアン(Eric S. Yuan)氏は、オラクル発表の中で「複数のプラットフォームを調査した結果、キャパシティを迅速に拡張し、新規ユーザーのニーズを満たすうえで『Oracle Cloud Infrastructure』が有益だと判断した」と述べたうえで、選定理由として高いセキュリティパフォーマンスサポートレベルという3点を挙げている。

* * *

 なお今回のオラクル発表は触れていないが、4月28日付のロイター記事によると、これまでZoomサービスは、自社設備のデータセンターと、Amazon Web ServiceAWS)やMicrosoft Azureのクラウドインフラを併用する形で運用されてきた。同記事では、今回のOCI採用は他社クラウドからの乗り換え(全面移行)ではなく、AWSAzureとの併用だとしている。

 ただし上述のロイター記事は、現在では「Zoomトラフィックの大部分」をOCIが処理しているというZoomオラクル幹部のコメントも取り上げている。従来からオラクルではAWSと比較した場合のOCIのネットワークコストの優位性アウトバウンドトラフィック料金の安さ)を強調しており、大容量のビデオトラフィックを伝送しなければならないZoomサービスの中核部分をOCIに移行したことも考えられる。

ビデオ会議ツールZoom、利用急拡大への対応で「Oracle Cloud」採用


(出典 news.nicovideo.jp)

ビデオ会議ツールZoom、利用急拡大への対応で「Oracle Cloud」採用

これいいですね!!そういう対応もいいですけど、
セキュリティしっかりとして欲しいな!
安全が大事ですもんね!!
まあ、無料で使えるから文句言えませんが、
でも大前提ですよね!!



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