【元記事をASCII.jpで読む】

 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

ハイスペックコンパクトPCを誰でも組める!

 ハードチューブを使ったカッコいい本格水冷や、3スロットを占有する大型GPUクーラー採用のハイエンドビデオカードなどを余裕で搭載できたり、フロントガラス&RGB LEDファンで鮮やかに彩ったり、静粛性にこだわったりと、さまざまな選択肢があるPCケース

 そんなPCケースのなかでも、搭載するパーツを選ぶのがMini-ITXマザーボード向けのPCケースだ。自作難易度が高く敬遠する人も多いMini-ITXでの自作だが、最近は組みやすさを追求したコンパクトPCケースが登場している。それが高性能でカッコいいPCを誰でも組めるようにしたNZXTの「H1」だ。

 幅/奥行き187×高さ387mmのコンパクトサイズに、140mmラジエーターを採用したオールインワン水冷CPUクーラーの搭載や、長さ305mmで2.5スロット厚のビデオカードへの対応。そして組みやすさをトコトン追求した「H1」は、コンパクトゲーミングPC自作の鉄板PCケースの筆頭候補と言っても良く、パーツがぎゅーっと詰まっているPCを組むと、無性にうれしかったり、達成感を得たりできる人にもイチオシだ。

 今回は、そんなNZXT「H1」発表当初から一度は組んでみたいと語っていたTSUKUMO eX. 6階スタッフの石井さんに、オススメの構成を考えてもらった。

Core i7&RTX 2070 SUPERで組むゲーミングPC

 組みやすさを追求したNZXT「H1」だが、コンパクトPC自作の壁となるパーツ選びは若干必要だ。とくに、ケーストップに備わっているUSB3.1 Gen2 Type-Cを活用するには、USB3.1 Gen2内部ヘッダーコネクターマザーボード上に備えている必要がある。そのうえ備わっているケーブルの長さや、取り回しの関係上、コネクターの位置にも注意が必要になっている。

 この点を踏まえつつ、TSUKUMO eX.の石井さんが選んだマザーボードが、ASUS「ROG STRIX Z390-I GAMING」になる。

 ここでは消費電力や発熱量、相性などの情報がネットに大量にあるLGA1151を選択したわけだが、LGA1200ソケットを採用したデスクトップ第10世代Core i(Comet Lake-S)シリーズと、Z490搭載マザーボードがまもなく登場予定だ。

 ASUSからもMini-ITX仕様でコネクターレイアウトなどが「ROG STRIX Z390-I GAMING」と同じ、「ROG STRIX Z490-G GAMING (WI-FI)」が発売予定なので、CPUの発熱量に気をつければ第10世代Core iで組むのもありだ。

※価格は5月13日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

ファンが光るビデオカードポイント

 8コア/8スレッドCPUの「Core i7-9700K」や、写真編集、イラスト描きなどのクリエイティブな作業時も不安のないDDR4-2666 16GB×2枚の32GBメモリーサムスン製NVMe M.2 SSDの「970 EVO Plus」といった、定番パーツを組み合わせて構成している石井さん提案の「H1」ゲーミング構成。

 ビデオカードも、手ごろな価格で3年保証を備えている定番人気の玄人志向GALAKURO GAMINGシリーズからチョイスしているが、石井さんいわくファンLEDを内蔵している点も、同シリーズから選んだ理由とのこと。ビデオカードメッシュパネル側に搭載することになるが、デュアルファンLEDを内蔵する同シリーズなら、LEDイルミネーションを楽しめる。

 各種パーツの配置上、LEDメモリーLEDファンで彩るのが難しい「H1」だけに、重要なポイントと言えるだろう。

 なお、タイミングとして第10世代Core iを選ぶのもありだが、Comet Lake-Sの最大TDPは125Wにアップしているので、冷却には注意が必要。140mmラジエーター採用のオールインワン水冷CPUクーラー採用の「H1」には、TDP65Wになる末尾無印か、「F」モデルが良いだろう。メモリーDDR4-2666を選択しているが、第10世代Core iでは、新たにサポートされたDDR4-2933以上に変更しよう。

【今月の自作PCレシピ】NZXT「H1」ではじめての小型ゲーミングPC自作にチャレンジ!


(出典 news.nicovideo.jp)

【今月の自作PCレシピ】NZXT「H1」ではじめての小型ゲーミングPC自作にチャレンジ!


こんな記事見てると自作したくなりますね!!
皆さんもいかがですか?笑





<このニュースへのネットの反応>



↓ ランキングに参加していますのでどちらか一つクリックして応援、お願いします。

PC・ネットニュースランキング

ネット・PC(全般)ランキング

人気ブログランキング