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 Y!mobileUQ mobileといったサブブランド、自社回線サービスを開始した楽天モバイルが注目される一方、MVNO格安SIMの印象が弱まっている。そんななか、新しい格安SIMブランド「y.u mobile」が登場した。

 ドコモネットワークを使う格安SIMだが、U-NEXTヤマダ電機が共同設立した会社(Y.U-mobile)によるもので、同社はこれまでも「ヤマダ ニューモバイル」の名称で格安SIMを提供していた。つまり、純粋な新規というより、あらためて展開を開始したブランドと言える。

 とは言え、y.u mobileはその成り立ちよりも2万2500円のキャッシュバックの広告が目について、記憶している人も多いと思う。そこで、y.u mobileは実際どうなのか、筆者が加入して確かめてみた。

音声プラン契約で2万2500円キャッシュバック
実質的に1年間タダで使えるという金額

 まず最初に、2万2500円の内容を確認しておきたい。月3GBの音声プランの料金である月1690円に、ユニバーサルサービス料、消費税を足した額が月1861円。これを12ヵ月分かけると2万2332円で、キャッシュバックの金額で1年分タダで使えるという計算になる。

 ただし、2万2500円がキャッシュバックされるのは開通から13ヵ月後。1年間はしっかりと毎月の料金を払い、約1年経ったあとにお金がドーンと戻ってくる。まさに“格安SIM型積立貯金”とでも言える仕組みだ。

 また、初期費用の割引キャンペーンなどは用意されていないので、登録事務手数料の3000円とSIM発行手数料の400円(+消費税)は別途最初に必要となる。

料金は格安SIMの中では若干高めだが、
無料で自動的に付いてくる端末保険が特長

 格安SIMにおいて、最も気になるのは料金だが、y.u mobileは相場よりも若干高め。たとえば、MVNO格安SIMの代表的存在であるIIJmioでは、月3GBの高速データ通信が付く音声SIMで月1600円。ところがy.u mobileは月3GBの音声SIMである「シングルプラン」は90円高い1690円となっている。

 そこには理由もあり、y.u mobileは端末の「修理費用保険」が無料で付いてくる。これは他の格安SIMなどでは月500円程度のオプションで提供されていることが多い。

 内容は修理費用を年間3万円、合計2回までの補償となっており、ガラス割れや水没もカバーする。修理する場所も指定されるのではなく「お近くの店」で修理して、後日払った費用が振り込まれる仕組み。一時的な建て替えは必要だが、修理店が選べるのもうれしいところだ。

 しかも、機種や製造番号の事前登録は不要。対象機種は新品/中古問わず発売から5年以内、購入から1年以内の端末が対象となっている。y.u mobileの音声通話SIMを申し込んだ時点で対象に入っていれば条件に合致するため、2016年3月発売の初代iPhone SEを1年以内に購入していれば対象となり、y.u mobileに契約し続けている限り、初代iPhone SEを壊しても補償してくれることになる。

プランはたった2つだがギガの追加チャージが安く、
しかもギガは有効期限がなく、ずっと貯まっていく

 料金プランはたった2つというシンプルさもy.u mobileの特長。前述の月3GBの「シングルプラン」と月20GBの「シェアプラン」(月5990円)のみ。シェアプランSIMの追加が可能で、最大4人で分け合えることを想定、さらにU-NEXTの動画配信サービス(月1990円)もセットになっている。

 では、月6GBくらい使いたい人はどうするのかといえば、追加チャージの利用が前提になっている。ほかのサービスでは追加チャージは割高な設定をしている例が多かったが、y.u mobileでは1GBで300円。月6GB使いたいのなら、900円分を追加でチャージして合計で2590円。IIJmioの6GBのプランの月2220円と比べれば割高に思えるかもしれないが、5GBしか使わない月(2GBの追加チャージ)、IIJmioの6GBコースとほぼ同じ。4GBなら逆に安くなる。使った分だけ支払うという考え方があるわけだ。

 そして、毎月のデータ通信量もチャージしたものも有効期限は無期限で、使っていない分はずっと貯まっていく(最大100GB)。これをy.u mobileでは「永久不滅ギガ」とうたっている。

 3GBプランで毎月2.5GBしか使わなければ0.5GBずつ貯まっていく。ある程度貯めておけば、月によって通信量が増加しても追加チャージなしに利用でき、通信量の増減が激しい人に向いた格安SIMと言えよう。

通話定額オプションは1会10分までと無制限の2種類
申込みなしでも半額通話は可能

 最近では電話番号を使った通話をしない人も多くなっているが、ビジネスの現場ではまだまだ健在。プリフィックスをつけて発信すると通話が半額になる「y.uでんわ」は申し込みなしで使え、専用アプリも提供される。

 オプションの数が絞られているy.u mobileだが、通話定額については、1回10分までの通話が定額となる「10分かけ放題」(月額850円)と無制限の「無制限かけ放題」(月額2700円)の2つがある。また、留守番電話や割り込み電話着信も有料のオプションながら用意されている。

速度測定では、昼食時も高速だが少々気になるグラフに

 申し込みから数日でSIMが届いたので、早速端末に挿入して使った。SIMピンが付属するという親切さは非常にありがたいのだが、新しくスタートした格安SIMということもあって、SIMフリースマートフォンでもAPN設定がプリセットされておらず、手動で設定する必要がある。

 IDやパスワードは共通でもあり、複雑な内容はないのだが、yumobileと入力する際、「y」「m」と誤って打ち始めると、別の通信事業者の変換候補が出てしまうことがある。APNやユーザー名、パスワードは1文字でも間違えてしまうと通信できないので、くれぐれも注意したい。

 設定が完了したら早速通信するが、第一印象としてはひっかりもなく、サクサク通信ができる良質な格安SIMというものだった。

 筆者が試した5月末の事典では、昼12時台の速度低下もほとんどなく、動画配信サービスも止まることなく視聴が可能だった。全体的にどの時間帯でも速度は良好で、日常的な利用には何の問題も感じなかった。

 気になる点といえば、速度測定アプリによる速度変化のグラフ。最初は遅くて後半にぐんぐん速度が上がっている。今回テストに用いてるOOKLA Speedtestの速度結果は後半部分の速度を反映したものとなっており、初速が10Mbps程度でも後半は50Mbpsとなれば結果は50Mbpsと表示する。毎回ではないものの、この傾向になっていることが多い。

 1つのファイルダウンロードという測定では早いのかもしないが、ウェブサイト閲覧といった細かい通信が大量に発生する通信では違う傾向になる可能性があるかもしない。とはいえ、ベンチマークの数値を抜きにしても、動画再生やウェブ閲覧は昼食時でも非常に快適。そのほかの時間帯でもまったく問題はなかった

容量確認アプリや高速/低速の切り替え機能もない
機能面はもうひとつ

 快適に利用できているy.u mobileだが、1つだけ使っていて気になったのは、通信量を確認するアプリがないこと。そして、高速データ通信をオフにすることで通信量を節約するような機能もない。

 y.u mobileウェブサイトアクセスすれば通信量は確認できるのだが、アプリやウィジェットまで用意したり、日ごとのデータ容量のグラフまで確認できるサービスがあることに比べれば、もうひとがんばり欲しいところ。

 また、y.u mobileU-NEXTとIDが共通になっている。共通してログインして動画配信サービスの利用ができるほか、シェアプランのでは毎月付与される1200ポイントを、容量チャージのほかにU-NEXTの有料作品の視聴などに使うことができる。

 通信と個人の嗜好である動画視聴が紐付いているのは気になる人がいるかもしれないが、今後同様に共通IDを活用したサービスが増えていくのかもしれない。

現時点では優れた格安SIMだが
キャッシュバックをあてにするなら1年間の継続利用が必要

 y.u mobileを使ってみた感想だが、現時点では昼食時も動画視聴が快適にできるほどネットワークに余裕があり、非常に便利な格安SIMといえる。

 ただし今後、速度低下などパフォーマンスに影響が出る可能性はもちろん考えられる。期間拘束などはないので、いつでも違約金なしで解約できるが、問題は2万2500円のキャッシュバックキャンペーン。実際のキャッシュバックは回線の開通から13ヵ月後となっており、途中で解約してしまってはもらえない。1年間プラスもう少しの期間は継続して利用するつもりで加入したほうがいいだろう。

 
格安SIMの新顔で、2万2500円還元の広告が目立つy.u mobileを試した


(出典 news.nicovideo.jp)

格安SIMの新顔で、2万2500円還元の広告が目立つy.u mobileを試した


これ良さそうですね!!






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