macOSをできるだけ信頼でき、使い勝手のいいものにしようという企業努力のおかげで、Macはあまりメンテナンスをする必要がありません。

それでも、前よりも速く、スムーズに動かすために、たまにはMacの調整をしたほうがいいでしょう。

調整というのは、古いファイルを削除したり、ハードディスクの問題を修復したり、CPUに負荷をかけるアニメを無効にしたりすることも含みます。

Macの調整のやり方がわからない人は、以下の手順にしたがって、 MacBookiMacMac miniMac Proを前よりも速く動くようにしましょう。

目次

1. 空き容量をつくる

2. アクティビティモニタを確認

3. ログイン時に起動するものを減らす

4. アンチウイルスソフトを実行する

5. キャッシュをクリアする

6. First Aidを実行する

7. システムアニメーションを無効にする

8. ブラウザスピードアップする

9. Spotlightのインデックスを再構築する

10. アプリアップデートする


1. 空き容量をつくる

Macに搭載されているストレージの大きさに関わらず、Macスムーズにきちんと動作できるよう、最低でも10%は常に空けておきたいところです。

Appleメニューの「このMacについて > ストレージ」を開き、現在のストレージの使用量を確認しましょう。ストレージの使用量は、システム、書類、写真など、ファイル種類別に表示されます。

空き容量が少ない場合は、「管理...」をクリックすると対策が表示されます。

また、容量を確保する最善の方法が載っている、Macの容量を空けるためのガイド記事チェックしてみてください。

古いアプリアンインストール、大容量ファイルを見つけて削除、書類をクラウドに移す方法などを紹介しています。


2. アクティビティモニタを確認

macOSのビルトインのアクティビティモニタは、どのアプリパソコンエネルギーを使っているかを表示。Macの動作を遅らせているアプリを確認することができます。

アプリケーションにあるユーティリティフォルダから、もしくはSpotlight(Cmd+スペースキー)で検索して、アクティビティモニタを起動しましょう。

そこで、CPUタブを開き、「CPU」の数値が大きなアプリプロセスを見つけます。また、メモリタブで、アプリプロセスRAMの使用量を確認することもできます。

CPUエネルギーを多く使っているアプリプロセスを見つけたら、それを選択し、左上の停止アイコンクリックして終了します。

macOSダメージを与えないためにも、自分がよく知っているアプリプロセスだけを終了しましょう。


3. ログイン時に起動するものを減らす

Macの起動が遅い場合は、起動時に開くアプリが多すぎるのかもしれません。

システム環境設定 > ユーザーグループ」に行き、自分のアカウントを選びます。「ログイン項目」のタブをクリックし、Macログイン時に起動するもの一覧を確認します。

常に開きたくないものを選択肢、「マイナス(ー)ボタンクリックして削除しましょう。

これでアプリMacから削除されるわけではありません。ログイン時に自動的に起動しないようにするだけです。


4. アンチウイルスソフトを実行する

Macは、Windowsよりもマルウェアに感染する確率は低いですが、まったく感染しないわけではありません。実際、最善策に従っていなければ、Macでもうっかりマルウェアに感染する可能性はあります。

Macベスト・アンチウイルスソフト「Malwarebytes」をダウンロードしてインストールし、Macスキャンを実行しましょう。常にこのアプリを開いている必要はありません。

Macをサクッと調整したい時に、たまに無料版でスキャンを実行するだけです。

ダウンロードMalwarebytesmacOS版、無料/有料)


5. キャッシュをクリアする

長い間Macを使っていると、読み込みを速くするために様々なアプリWebサイトのキャッシュファイルが貯まります。

残念ながら、キャッシュのサイズは膨大になることもあり(20GB以上になることも)、助け以上に弊害になっていることも。

Finderライブラリフォルダで、安全にキャッシュを空にすることができます。キャッシュを空にしたら、再度キャッシュを貯めるために、表示が遅くなるアプリもあるかもしれませんが、そのうち前よりも動きがよくなりますよ。

キャッシュをクリアする方法:

Finderを開き、メニューバーの「移動」を開く。 オプションキーを押しながら「ライブラリ」を表示し、クリックする。 「Caches」フォルダを開き、すべてをゴミ箱に移す。められた場合は管理者パスワードを入力し、ゴミ箱を空にする

6. First Aidを実行する

Macがいつも通りに動いているように見えても、目に見えないハードディスクの問題のせいで、データアクセスしようとすると遅くなったりすることがあります。

ディスクユーティリティFirst Aid機能を使って、このような問題のほとんどを簡単に見つけ出し、修復することができます。

First Aidを実行する時に気をつけて欲しいのは、1時間ほど時間がかかり、実行が完了するまでMacを使うことができないというところです。

MacFirst Aidを実行するには、「アプリケーション > ユーティリティディスクユーティリティ」を(もしくはSpotlightで検索して)起動します。

サイドバーで起動ディスクを選択します。普通はMacintosh HDという名前です。Macintosh HDが2つある場合は、「Data」と付いている方を選びましょう。

そして、ディスクユーティリティの上部にあるFirst Aidクリックして、実行します。

First Aidで修復できない問題が出てきた場合は、Macリカバリーモード再起動して、もう一度First Aidを実行しましょう。

それでもうまく行かない場合は、物理的な修理が必要かもしれません。


7. システムのアニメーションを無効にする

処理能力の低い古いパソコンの場合、macOSの様々なアニメーションが問題を引き起こすこともあります。

Macが以前よりも遅くなったと感じたら、そのような不要なアニメーションを無効にして、簡単に調整しましょう。

システム環境設定 > 一般」を開き、以下の設定を変更します。

スクロールバーの表示」を「常に表示」にする。 「メニューバーを自動的に表示/非表示」を無効にする。 「使用可能な場合は滑らかな文字を使用」を無効にする。

次に「システム環境設定 > Dockとメニューバー」を開き、以下の設定を変更します。

拡大」を無効にする。 「ウィンドウをしまう時のエフェクト」を「ケールエフェクト」にする。 「起動中のアプリケーションアニメーションで表示」を無効にする。 「Dockを自動的に表示/非表示」を無効にする。

最後に「システム環境設定 > デスクトップスクリーンセーバ」を開き、以下の設定を変更します。

1日中変わらない、静止のデスクトップピクチャを選ぶ。 「ピクチャを変更」のオプションを無効にする。

8. ブラウザをスピードアップする

パソコンを使っている時間のほとんどはインターネットブラウザを使っている、というMacユーザーは多いです。Macが遅くなったと感じる場合、ブラウザに調整が必要なだけという可能性もあります。

使っているブラウザによって、調整の手順に違いはありますが、一般的には以下のやり方にしたがってみてください。

履歴とCookieを消去する。 Cacheをクリアする。 不要な機能拡張(エクステンション)を無効にする。

Safariを使っている人は、MacのSafariを高速化するガイド記事も参考にしてください。

上記のやり方にしたがってもブラウザが速くならない場合は、ChromeFirefoxのような、もっと速い別のブラウザに切り替えた方がいいかもしれません。


9. Spotlightのインデックスを再構築する

SpotlightというのはMacの検索機能の名前です。

Spotlightで検索するのに、時間がかかりすぎる場合は、すべてのファイルの位置を明確にするために、インデックスの再構築をする必要があるかもしれません。

インデックスの再構築はかなり長い時間がかかるので、その間Macは遅くなるかもしれませんが、その後はファイル検索が速くなるはずです。

システム環境設定 > Spotlight」を開き、プライバシータブをクリックする。 「+(プラス」のボタンを押し、サイドバーからMacintosh HDを選び、Spotlight検索から除外するものとする。 今度はリスト上のMacintosh HDを選び、「ー(マイナスボタンを押して削除し、Spotlightが再度インデックスを構築し、検索するようにする。

10. アプリをアップデートする

古いソフトは、アップデートされた最新版より遅いことが多いです。

これは、Appleサードパーティの開発者が、常にソフトMacに合わせるようにしているからです。最新のMacに合わせるのであれば、ソフトもすべて最新のものにしておきましょう。

システム環境設定 > ソフトウェアアップデート」を開き、macOSアップデートがないかを確認します。

今後、このような面倒な確認をしなくて済むように「Macを自動的に最新の状態に保つ」を有効にしましょう。

また、App Storeを開き、「アップデート」でアップデートできるアプリインストールします。

App Store以外でダウンロードしてインストールしたアプリは、その開発者のWebサイトで最新版が入手できるか確認しましょう。

Macの買い替え時なのか?

Macは長持ちするパソコンだというのは事実ですが、最終的には新しいものを買わなければならない時がきます。

上記のような調整を試してもMacが速くならなかった場合は、買い替え時なのかもしれません。

しかし、Macは驚くほど高額ではありませんので、ご心配なく。整備済製品で、お買得なMacが見つかることもよくあります。

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Image: MakeUseOf

Source: Malwarebytes

Original Article: 10 Easy Ways to Tune Up Your Mac for Best Performance by MakeUseOf



(出典 news.nicovideo.jp)

Macの動作をサクサクにする10の方法|これでダメなら買い替えも検討しよう


これやってみないと!

買い替えたくない笑


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<このニュースへのネットの反応>

いや他PCと比較したらめっちゃ高いやんMac  使ってるMacが7年目やけど買い換えたいのに手があんまり出せない




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