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 今回レビューする端末はシャープ製の「AQUOS sense4 plus」です。約6.7型の大画面ディスプレーを搭載するミッドレンジモデルで、SIMフリーモデルの量販店での価格は5万600円(税込、ここからポイントが付くケースも)。IIJmiogooSimseller、イオンモバイルmineoが取り扱っています。

 画面サイズが約5.8型の「AQUOS sense4」の上位モデルという位置付けですが、2モデルの仕様はかなり異なり、使用感にも差があります。まったく別のモデルと捉えたほうがいいかもしれません。

 では、1週間ほど使った率直な感想を述べさせていただきます。先に結論を言っておくと、楽しく使えてかなり満足度が高い端末でした。

大画面、大容量バッテリー、DSDV対応という充実仕様

 ディスプレーは約6.7型。解像度フルHD+(2401080ドット)。AQUOS senseシリーズは、シャープ独自の省電力性能を備えたIGZOディスプレーをセールスポイントにしていますが、このAQUOS sense4 plusは、一般的なTFT方式の液晶を採用。とはいえ、4120mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、電池持ちは悪くはありません。使い方によっては2日くらい持ちそうな印象です。

 画質もIGZOディスプレーと同等。輝度は有機ELに劣る印象ですが、日常使いで不満を感じることはないはず。リフレッシュレートは最大90Hz、タッチサンプリングレートは最大120Hz。動画観賞やゲームを存分にプレイしたい人にも適しています。

 多くの人に役立ちそうなのが「のぞき見ブロック」。AQUOSスマートフォンに従来から搭載されている、斜めから見えにくくする機能ですが、大画面のAQUOS sense4 plusでは使う機会が増えそうです。

 右側面には、音量ボタンと電源ボタンを搭載。その間にGoogleアシスタントを起動する専用キーがあります。ほかの機能やアプリを割り当てることはできないようなので、個人的にはなくてもいいのでは……と思えるボタンです。

 上部にはイヤホンジャック、底部にはUSB Type-Cポートを搭載。ディスプレーの上部(レシーバー)と底部にスピーカーを搭載し、ステレオ音声を楽しめることも特徴。音量もかなり大きくできます。大画面+ステレオスピーカーは、YouTubeで音楽ビデオを観たり、Netflixなどで映画を観たりするときに、満足感を得られること請け合いです。

 SIMスロットには2枚のnanoSIMセットでき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。2枚目のSIMの代わりに、microSDカード(最大1TB)を挿すことも可能。なお、4Gモデルで(5G非対応)、楽天モバイルを含む国内全キャリアに対応しています。

 背面パネルはフラットで、エッジ部に曲面処理が施されています。カメラと指紋センサーセンターに配置するシンメトリーデザインを採用。カラバリは、このパープルのほかにホワイトブラックがありますが、いずれもグラデーションでデザインされています。上品で落ち着いた印象です。

4眼カメラの画質はそこそこ
だが、動画撮影が楽しい!

 4眼カメラは、標準(約4800万画素/F1.8)+広角(約500万画素/F2.2/115度)+マクロ(約190万画素/F2.4)+深度(約190万画素/F2.4)という構成。広角カメラの画素数はさほど多くはなく、望遠カメラも非搭載。4眼とはいえ、そんなにスペックが高いわけではありません。

 では、実際に撮影した写真をご覧ください。広角はやや画質が落ちるので、やはり標準をメインで使いたいところ。標準はナチュラルな色・明るさで写り、屋内で食べ物や花を撮っても、フラッシュなしで明るく写りました。マクロは画質はかなり落ちますが、結構近寄れます。

 過度な期待をしないほうがいいのは暗い場所での撮影性能。夜景はかなり画質が粗くなります。スマホの画面で見るぶんには気になりませんが、プリントしたり、テレビの大画面に映したりすると気になるでしょう。

 独自の撮影アシスト機能が充実していることは利点。構図を決めるためのグリッド(格子線)はどの機種でも表示できますが、AQUOS sense4 plusでは、被写体に合わせて14パターンのガイド線から選んで表示させることができます。「インテリジェントフレーミング」をオンにして撮影すると、オリジナル画像に加えて、オススメの構図に補正された画像も保存されます。

 写真を撮る以上に楽しめそうなのが動画撮影。動画を撮っている間に、AIが自動的にシャッターを切って、静止画が保存される「AIライブシャッター」は超便利。自動で撮影される写真は、必ずしも理想的な構図ではないものの、動画撮影に集中することができます。

 ただ動画を撮るだけで自動で約15秒のショートムービーが編集される「AIライブストーリー Pro」、再生時にAIが被写体を認識してズームアップする「フォーカス再生」も楽しめました。約6.7インチの大画面+ステレオスピーカーは動画との相性がよく、このAQUOS sense4 plusを買ったら、動画を撮影する機会がグンと増えそうな気がします。というか、撮らないともったいないです。

【まとめ】ミドルハイ端末として申し分のない仕様だが……

 CPUSnapdragon 720G(2.3GHz+1.8GHz/オクタコア)メモリーは8GBで、ストレージは128GB。ミッドレンジの中では上位の仕様でしょう。動画を撮ったり、編集したり、ゲームをしたりもしてみましたが、ハイスペック機と比べて遜色がなく、キビキビと操作できました。

 カメラアプリを長く起動していたり、動画を見たりしても、背面がさほど熱くならないことも◎。これは、端末の内部で熱を広げる独自の放熱設計によるものでしょう。

 SIMフリーモデルながら、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)とおサイフケータイに対応。FMラジオチューナーを内蔵し、インターネットラジオとFMラジオの両方が聴ける「ラジスマ」も利用可能。従来のAQUOSスマートフォンと同様に、シャープ独自の「エモパー」や、簡単にスクリーンショットが撮れる「Clip Now」などの便利機能も搭載しています。

 筆者もそうですが、このスマホを使って、機能や使い勝手に不満を感じる人は少ないでしょう。ですが、ものすごく満足度が高いわけでもないんですよね。価格も、高くも安くもない微妙な設定。もう少し高くてもハイスペックモデルが欲しいという人もいれば、機能が減ったとしても安いほうがいいという人もいるでしょう。そのあたりで迷う人には、ど真ん中の端末かもしれません。

大画面&大音量スピーカーを内蔵の「AQUOS sense4 plus」はサブスクとの相性ヨシ!


(出典 news.nicovideo.jp)

大画面&大音量スピーカーを内蔵の「AQUOS sense4 plus」はサブスクとの相性ヨシ!

これいいですね!!

これでサブスクしたくなりますね!!


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