Photo: 塚本直樹
韓国テック業界の雄ことLGがスマートフォン事業からの撤退を発表しました。今後はスマートホーム製品やEV向け部品などの成長分野に注力すると、声明を出しています。
実は昨年からちょくちょく囁かれていた、LGのスマートフォン事業からの撤退。その大きな原因は、45億ドル(約5000億円)にのぼる累計赤字であることは間違いないでしょう。Apple(アップル)やSamsung(サムスン)が当たり前のように巨額の利益を毎年計上しているのと対比すると、残酷なものです。
一方でLGはそんな苦境を巻き返すべく、2画面かつ回転スマホの「LG Wing」を発表し、さらに今年のCESでは巻取りスマートフォン「LG Rollable」を披露しました。しかしスマートフォン事業から撤退するとなれば、LG Rollableも発売されないんでしょうなぁ…。
個人的に一番印象的だったLG製スマートフォンといえば、やはり上画像の「Nexus 5」でしょう。最新プロセッサを搭載しながら3万9800円(日本価格)とお求めやすく、さらにピュアなAndroid OSが搭載されているとあり、当時のギークはこぞってNexus 5を手に入れたものです。またau向けに投入された「isai LGL22」のように、日本向けカスタムも積極的にしてくれていた印象です。
残念ながら、LGのスマートフォン事業は買い手が見つからず終了することになります。どこか、アラブの石油王あたりがブランドを購入して再建してくれたり…しないですかね?
(出典 news.nicovideo.jp)
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