主要格安SIMの料金表(今回はデータSIM)とともに、格安SIM、SIMフリースマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、TAKUMI JAPANが「神SIM」なるデータSIMを発表。税抜月3480円で、ソフトバンク網のデータ通信が通信量無制限。また楽天モバイルの「無料サポータープログラム」が2次募集を開始するも半日で終了。
ソフトバンクの再販型で速度も高速!?
「神SIM」は税抜月3480円で、データ通信の通信量無制限
ゲーミングスマホ「Black Shark2」を国内販売しているTAKUMI JAPANが、新たに通信量「無制限」を売りにするデータ専用SIM「神SIM」を開始した。
この神SIMはソフトバンク網を用いており、APN設定などからは、ネット上ではすでに複数の事業者が提供しているSIMと同じく、再販によって提供されているものと考えられる。このため、帯域卸のMVNOの格安SIMとは異なり、速度面でも有利になることが期待できる(WCPが提供するバンド41も利用可能)。ただし、テザリングはiOS端末などの一部端末では利用できない。
プランは「100GBプラン」「無制限プラン」があり、いずれも初月は3000円(以下、すべて税抜)で、2ヵ月目以降は3980円と4980円。ただし、神SIMの公式Twitterアカウントをフォローすると、会員割が適用され、それぞれ2990円と3480円に割引される。なお、初月とは別に12ヵ月の最低利用期間が設定される。
サイトのFAQには「キャリア側の電気通信設備に著しい支障を及ぼす、またその恐れがある行為が確認できましたら通信利用の制限、停止がされる場合がございます」との文面こそあるが、ソフトバンク網のデータ通信が安価に相当量利用できると考えられ、注目のSIMであることは間違いない。
なお、TAKUMI JAPANの発表会では、今夏~秋に自社ブランドのスマホのリリース予定があること、第2四半期にBlack Shark2にAndroid 10へのアップデートを提供予定であることも公表されている。
楽天モバイル、4月の本格サービス開始をあらためて発表
テストユーザーの2次募集を開始するも半日で終了
先週は楽天モバイルも発表会を実施。自社回線サービスの4月の本格サービス開始が正式に公表された。なお、料金プランについては今回も発表されていない。
また、昨年10月から始まっている、実質的なテストユーザー向けサービスで、国内/国際通話とデータ通信が無料&無制限で利用できる「無料サポータープログラム」について、2次募集が先着2万名で開始されたが、開始した23日中に終了。ただし、1次募集で落選した人には優先で案内メールが送られるとのこと。
今回の2次募集に合わせて、昨年9月の発表会で話題になった楽天オリジナルの超小型スマホ「Rakuten Mini」の販売も開始されている。詳しくは別記事をチェックしていただきたいが(「現代のレアもの超小型スマホ「Rakuten Mini」の実機をチェック」)、3.6型液晶で、本体は約53.4×106.2×8.6mm、重量は約79g。そしておサイフケータイにも対応したモデルだ。サイズとともに驚きは2万1800円という価格。4月の本格サービス開始時は、自社回線サービスの目玉として位置付けされそうだ。
月1000円前後の人気格安データ通信サービス(すべて税抜)
(音声通話付きのSIMは前回分をクリック)
月1500~2000円台の人気格安データ通信サービス
(すべて税抜)
※1:au網のSIMはSMS付きのみ(オプション料金必要)
※2:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある
(出典 news.nicovideo.jp)
つながれば最高ですね!!
いいなぁ!
エリアじゃないから泣
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