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    カテゴリ:スマホ、タブレット > 格安スマホ


    【元記事をASCII.jpで読む】

     主要格安SIMの料金表(今回はデータSIM)とともに、格安SIMSIMフリースマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、SIMフリースマホでは今春一番の注目モデルと言っていい、シャオミRedmi Note 10 Pro」が発売。実機写真とともにあらためてスペックを整理する。

    3万4800円で1億画素カメラ120Hzリフレッシュレートに対応
    4大キャリアに対応でトリプルスロットも魅力!

     2019年末の国内参入以来、圧倒的なコスパリードするシャオミ。auにソフトバンクとキャリア向けモデルが続いていたが、SIMフリースマホでも話題を集める製品をリリースした。先週16日発売の「Redmi Note 10 Pro」は、税込で3万4800円という価格ながら、ハイエンドスマホにしかなかったようなスペックを搭載。量販店やECサイトではすでに品薄状態となっている。

     注目点はやはりカメラ。Mi Note 10でも採用された1億800万画素カメラを導入。センサーサイズも1/1.52型と大型で、精細な写真はもちろん、ナイトモードでの強さも魅力。このほかに800万画素の超広角+500万画素の望遠マクロ+深度センサーの4眼構成となっている。

     もう1つの注目スペックがリフレッシュレート120Hz対応の6.67型有機ELディスプレーゲームのみならず、普段のスマホ操作でもヌルヌルとしたスクロールを体感できる。CPUも最新のSnapdragon 732Gで、Antutu 8のスコアは30万弱。ミドルハイクラスの性能を確保している。

     デザイン面も魅力。背面はガラス素材を用いており、グレイシャーブルー/グラディエントブロンズはマットな手触りの加工が施されている。ミドルクラススマホでありながら、高級感さえ感じさせるスタイルだ。

     そのほかの要素も抜かりがないのがシャオミ端末の特徴。ネットワーク面では楽天を含む、4大キャリアに対応し、スロットnanoSIM×2+microSIMのトリプル仕様。イヤホン端子もあり、バッテリーは5030mAhと大容量で33W急速充電にも対応。電源キー一体型の側面指紋センサーも使いやすい。

     防水やおサイフケータイなど、国内ユーザー向けのカスタマイズは無く、5Gにも非対応だが、これらの機能を必要としないユーザーにとっては、ミドルクラスの決定版と言っていいSIMフリースマホだろう。

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    ※1:au網のSIMSMSきのみオプション料金必要)
    ※2:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある

     
    【格安スマホまとめ】早くも品薄のSIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」の実機写真とスペックをチェック


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【格安スマホまとめ】早くも品薄のSIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」の実機写真とスペックをチェック

    これそんなに人気なんですね!

    チェックしとかないとですね!!





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    【元記事をASCII.jpで読む】

     主要格安SIMの料金表(今回はデータSIM)とともに、格安SIMSIMフリースマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、格安SIMにおける1つの弱点だったLINEの年齢確認にIIJmiomineoなどが対応を発表。また、モトローラからは2万円台のミドルクラスmoto g10」「moto g30」が登場した。

    格安SIMでは不可能だったLINEの年齢確認
    IIJmiomineoイオンモバイルがまず対応

     3大キャリアでは可能で、格安SIMでは利用できない機能として、LINEにおける年齢確認が存在する(LINEモバイルY!mobileは対応、UQ mobile楽天モバイルは不可)。LINEでは、青少年保護の観点から、「LINE ID検索」や「オープンチャット」などの機能を18歳以上のユーザーに限定してきたが、年齢確認が不可能なことで、主要な格安SIMユーザーはこれらの機能が利用できない状態が続いていた。

     そんななか、一般社団法人テレコムサービス協会 MVNO委員会とそこに参加しているIIJmiomineoイオンモバイルは、「LINE」への年齢情報通知の開始を発表。11.3.0以降のバージョンLINEとの間で同機能を利用できるとしている(イオンモバイルは3月下旬以降に開始予定)。

     これにより、若干時間はかかったが、格安SIMの弱点が1つ解消された形と言える。

    モトローラSIMフリー機「moto g10」「moto g30」
    moto g30は64メガカメラに90Hz対応で2万円台半ば

     人気のモトローラのミドル機「moto g」シリーズにまたまた新製品。「moto g10」と「moto g30」の2モデル3月26日発売。ともに2万円台のお手頃な価格帯となっている。

     まず、moto g10は比較的スタンダードな内容でありながら、5000mAhの大容量バッテリーを搭載するのが特徴。主なスペックは、HD+解像度の6.5型液晶(20:9、720×1600)、Snapdragon 460(1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、指紋センサーAndroid 11など。

     カメラメインが48メガで、8メガの超広角、2メガのマクロと深度センサーの4眼。後述するmoto g30とともにドコモ/au/ソフトバンクの3キャリアのネットワークとDSDVに対応する。カラバリはサクラパールオーロラグレイの2色で、価格は2万1800円(税込)

     もう1台のmoto g30は、税込2万5800円と価格差は小さいながら、CPUディスプレーカメラが強化されている。

     こちらのスペックは、6.5型液晶(20:9、720×1600)、Snapdragon 662(2GHz、オクタコア)、4GBメモリー128GBストレージ、5000mAhバッテリー、指紋センサーAndroid 11など。ディスプレーは90Hzのリフレッシュレートに対応。カメラメインが64メガで、8メガの超広角、2メガのマクロ、深度センサーとこちらも4眼構成。カラバリはダークパールパステルスカイの2色。

    OCN モバイル ONE、新料金発表を3月下旬に延期
    「+α」の要素が気になる!?

     格安SIMの値下げ&新プラン発表が相次いでいるが、「OCN モバイル ONE」は、公式Twitterアカウント@ocn_mobileone)で予告していた新料金発表会を3月下旬に延期すると発表している。

     その理由について詳しくは不明だが、今回のツイートでは「NEW PRICE」の後に、赤字で「+α」という文字が加えられた。単なる値下げ以外の要素にも期待してもよさそうだ(?)。

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    ※1:au網のSIMSMSきのみオプション料金必要)
    ※2:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある

     
    【格安スマホまとめ】LINEの年齢確認にIIJmioなどが対応 モトローラから2万円台の「moto g」新モデル


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【格安スマホまとめ】LINEの年齢確認にIIJmioなどが対応 モトローラから2万円台の「moto g」新モデル

    moto g欲しくなりますね!!


    SoftBank Airはコンセントに差すだけで簡単開通
    “"






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    Photo: Sam Rutherford

    見た目はちょっぴり地味だけど、中身はどう?

    あのiPhone 12やGalaxy S21を軽々超えて、超プレミアムスマホiPhone 12 Pro MaxGalaxy S21 Ultraと並ぶほどバッテリーの持ちが良いというMoto G Power。200ドル(約2万1600円)という低価格スマホですが、どんなことが期待できるのでしょうか? 米Gizmodoがレビューしています!

    見るからにとってもゴージャス!…というわけでもなく、どちらかというとシンプルデザインMoto G Power (2021)。わずか200ドル〜という価格で、実質的に必要なものはすべて揃っています。「G Power」という名が示す通り、1度の充電で数日持続するようなバッテリーを装備しています。とーってもベーシックなスマホではありますが、それも悪いことじゃありません。

    G Powerは、Moto G Play170ドル=約1万8300円)とMoto G Stylus300ドル=約3万2300円)とともに昨冬にリリースされました。Snapdragon 662チップ内臓で、問題なく動作してくれます。大きな問題は発生しない、以上です。すごい良いわけでもなく、悪いわけでもありません。ふつうに大丈夫、という具合です。

    基本の200ドルのモデルには3GBのRAMと32GBのストレージが装備されていますが、予算的にもう少し余裕があるという場合には、4GBのRAMと64GBの基本ストレージを備えた250ドルのモデルがおすすめです。RAMの1GBという差は大したことないように思えるかもしれませんが、特にゲームプレイバックグラウンドで複数のアプリを実行しておくという際には役立つこと間違いなしです。

    Photo: Sam Rutherford

    Moto G Power(2021)

    これは何?バッテリーが長く持続してくれる、4G LTE格安スマホ

    いくら?:200ドル(32GBストレージ)、250ドル(64GBストレージ)。

    好きなところ:価格に対するスペックの安定感、ソフトウェアの肥大化もなし、バッテリー寿命が長め、ヘッドフォンジャックmicroSD拡張性を装備。

    好きじゃないところ:ちょっと分厚め、低解像度720pディスプレイNFCなし、充電に時間がかかる。

    G Powerスクリーンには8MPのホールパンチセルフィーカメラがあり、背面はシルバーまたはグレー。全体的にシンプルデザインでまとまっています。最も注目すべきは、解像度1,600×720の大型6.8インチLCDディスプレイ720pディスプレイで200ドルというスマホにあれこれ求めるべきでないとはわかりつつ、やっぱり率直なところ予算内でどうにかフルHDに移行できなかったのかなぁ、と思うところはあります。

    6.8インチディスプレイ全体に約266ppiのピクセル密度が広がっているため、視力が良い人はギザギザの線で画面がものすごく鮮明に見える…というわけではないことにに気付くかもしれません。一方、色は比較的明るく鮮明に見えます。500ニットの画面は直射日光の強い屋外で見ると少し暗く見えることもありますが、その他には不満はありません。

    格安(だけど優秀な)スマホにはもうおなじみですが、G Powerスタンダードな3.5mmヘッドフォンジャックmicroSDカードスロットがあるので、ストレージを追加したりお気に入りの有線ワイヤレスを使ったりすることもできます。公式に防水規格が示されているわけではありませんが、Motoによれば耐水デザインになっているとのこと(というわけで、上の画像で雪の上に載せてみた次第です)。

    Photo: Sam Rutherford

    G Powerにはちょっと気になる部分もあります。たとえばG Playには背面に指紋センサーがありますが、G Powerはというと電源ボタンサイドマウントリーダーが組み込まれています。反応スピードや精度こそ問題ありませんが、左利きの人にとってはちょっぴり使いづらいかもしれません。

    もうひとつ少々厄介といえるのが、NFC非対応でGoogle Payなどその他多くの支払いアプリを使用できないこと。これはたとえば、子供向けのスマホとして買うとかならば良いのですが、そうでなければ業界ではスタンダードな機能が不足している、とも感じ取れます。

    Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford

    G Powerの背面にある3つのカメラは、48MPのメインカム、2MPのマクロカム、2MPのデプスカムで構成されています。特に2MPマクロは面白い機能だと思います(でも、日常的には使わないかも)。48MPのメインカムについては、明るい場所ではMotoのホワイトバランスが若干暖かみのある色合いになる傾向があります。でも、それ以外では明るく鮮明な写真が撮れます。

    一方、低光ではちょっと画質が下がる印象です。たとえば屋内で光の多い窓の近くで撮影した場合にはPixel 4a100150ドル高い)よりもかなり粗くなります。でもこれがおそらく200ドルのスマホ350ドルのスマホの違いなのかな、とも思ったり。また、Motoには暗い状況に対応できる独自の暗視モードがあるのですが、G Powerの場合はディテールや鮮明さという面で、Googleの暗視モードとは大きな差が開いている印象があります。

    以下は、Pixel 4aで撮影したものとの比較写真です。並べてみるとやはり雰囲気の違う写真になりますね。

    Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford Photo: Sam Rutherford

    最後にバッテリーの寿命について。先述の通りG Powerはその名にふさわしいパワーを発揮してくれます。動画を再生しっぱなしにするテストをおこなってみると、16時間22分持続しました。これがどれだけすごいのかというと、iPhone 12の14時間20分、Galaxy S2112時間36分よりも優れているだけでなく、'超'高価なプレミアムスマホであるiPhone 12 Pro Max16時間31分、Galaxy S21 Ultra16時間45分に匹敵することがわかります

    もっと現実的なシチュエーションでのバッテリーの減り具合はというと、1度の充電で通常使用すると2〜3日バッテリー持続してくれます。すなわちスマホの充電が週に2〜3回で済む、なんてことも! ただ、巨大な5,000mAhバッテリーにも欠点があって、付属の電源アダプターでの充電が10ワットに制限されているため、充電に比較的時間がかかるという側面もあります。これは、MotoのTurbo Power充電器(15ワット)を使用するとある程度改善できるかもしれませんが、別売りです。

    Photo: Sam Rutherford

    最後にMoto G Powerは、6.8インチの画面に720pの解像度NFC非対応…という点が非常に惜しいなというのが正直なところです。ただ、全体として200ドルという格安スマホにしては、驚くほどスムーズパフォーマンスで堅実なつくりであること、そして大抵の場合(特に日が当たる場所での撮影)は普通にちゃんとした写真を撮らせてくれます。同じような予算でスマホを買おうとすると、遅延やバグが多発するリスクもあります。11ではなくAndroid 10ではありますが、余計なプリロードなどもなく、ソフトウェアの肥大化もないのは嬉しいところ。

    もしもPixel 4aを買う余裕があるのであれば、OLED画面、より強力なプロセッサ、そしてはるかに優れたカメラクオリティがが期待できるという意味で、ベターな選択肢だといえます。それでもやはりもっとスマホにかける予算を抑えたいという場合や、充電回数が少なくて済む格安スマホに興味があるという場合には、Moto G Powerを検討してみるのも良いかもしれません。

    メモ

    Moto G Powerは(ご存知の通り)5G非対応。較的大きめな6.8インチ画面、1,600×720はちょっぴり低解像度なので、視力の良い人は気づくかも。 MotoはNFC非対応。Google Payなどの支払いアプリは使えません。 他社スマホと違って、G Powerなら1度の充電で数日バッテリーが持続することも可能! Android 11ではなく、10。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【元記事をASCII.jpで読む】

     主要格安SIMの料金表(今回は音声SIM)とともに、格安SIMSIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は楽天が決算説明会で、楽天モバイルの現状をあらためて説明。契約申込数が250万を突破したこととともに、基地局整備計画の強化についても公表した。

    プラン発表後、申し込みが増加 1年無料は50万を切る
    セット端末は配送時期が遅れている

     1月29日に、月1GBまでは0円となるインパクト大な新料金プランRakuten UN-LIMIT VI」を発表した楽天モバイル。直後の週末にはサーバーダウンで手続きしにくい状況になったほか、新規契約時のセット購入で実質0円となる「Rakuten Hand」は、配送時期が3月中旬以降になることが告知されているなど、申込者数が大きく増加しているようだ。

     2月12日に開催された決算説明会では、2月8日時点での申込者数が250万を突破したことを公表。1月29日時点では220万超としていたことから、一気に拡大したことがわかる。申し込みから1年無料は300万人となっているので、残りは50万を切っている。キャンペーンを利用するつもりなら、そろそろ決断した方がよさそうだ。

     決算説明会では、基地局整備計画についても言及。1月末時点で人口カバー率は74.9%まで達しており、2026年3月末の見込みだった96%には5年前倒しで達成する予定。この時点での基地局数は当初計画では2万7397局だったが、今回公表された新計画では4万4000局まで増やしている。これは基地局の密度を上げることがメインで、通信品質の向上やユーザー数増加に対応する。

    日本通信の「合理的20GBプラン」が2月18日から月20GBに

     日本通信が昨年12月スタートした「合理的20GBプラン」。当初は月16GB(+月70分の音声通話)で月1980円(税抜)、ドコモahamo」開始のタイミングで月20GBに通信量をアップする予定としていたが、ahamo開始より1ヵ月早く、2月18日から月20GBに増量することが発表されている。なお、同様の内容であるHISモバイル「格安弐拾プラン」についても月20GBへの増量がなされる。

    人気の音声通話付きSIMの料金表(税抜)
    データ専用SIM過去の分をクリック

    ※1:2月18日開始予定
    ※2:新規契約時または契約変更時に6ヵ月間、月700円が割引される。
    ※3:3月開始予定
    ※4:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある

     
    【格安スマホまとめ】楽天、申込数が一気に250万突破で1年無料は50万切り


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【格安スマホまとめ】楽天、申込数が一気に250万突破で1年無料は50万切り

    これいい話ですね!!




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    シャオミ2021年2月2日に新製品発表会を実施、スマートフォンスマートウォッチの新機種を国内投入することを発表したが、中でも注目されたのは「Redmi Note 9T」。5G対応でFeliCaを搭載しながら、2万円を切る価格を実現するという非常に高いコストパフォーマンスを実現したRedmi Note 9Tだが、それを提供するシャオミと独占販売するソフトバンクの狙いはどこにあるのだろうか。
    ○2つのサプライズがあったRedmi Note 9Tの発表

    世界スマートフォン出荷台数シェアで3位となった中国のシャオミが、日本に進出してからおよそ1年が経過した。シャオミはその間、4眼カメラを搭載するなど高い性能を備えながら24,800円からという低価格を実現した「Redmi Note 9S」などを投入してSIMフリー市場での地位を急速に高めただけでなく、KDDIのauブランドから「Mi 10 Lite 5G」を投入。参入から1年も立たないうちに携帯大手3社の一角に入り込むなど躍進を遂げてきた。

    そのシャオミ2021年2月2日に新製品発表会を実施。スマートフォンスマートウォッチの新機種などを発表したのだが、中でも大きな驚きをもたらしたのが2021年2月下旬以降に販売される予定の「Redmi Note 9T」である。

    Redmi Note 9Tは、その名前の通りRedmi Note 9Sの後継というべきモデルであり、約6.53インチの大画面ディスプレイ5000mAhバッテリーを備えている。それに加えてチップセットメディアテックの「Dimensity 800U」を採用し、新たに5G通信にも対応させたほか、FeliCaに対応しており「おサイフケータイ」などの利用が可能であるなど、日本向けの対応がしっかりなされている点が大きなポイントとなる。

    そして驚きをもたらしたのが、1つにRedmi Note 9Tがソフトバンクの「ソフトバンクブランドでの独占販売モデルになるということ。これまで多くの中国メーカーが、携帯大手向けの販売にこぎつけるまで長い時間を要したことを考えると、2年以内に大手2社の販路開拓を実現したことは非常に大きなインパクトがある。

    そしてもう1つ価格であり、税抜きで19,637円(税込み21,600円)と2万円を切る価格を実現しているのだ。発表会でシャオミ東アジア担当ジェネラルマネージャーであるスティーブン・ワン氏は「ミドルレンジの5Gスマートフォンを再定義する」と話しており、性能だけでなく価格面をかなり重視した様子がうかがえる。

    さらにソフトバンクでは、番号ポータビリティによる乗り換えで「メリハリプラン」に加入した人などに向け、Redmi Note 9Tを1円で販売するとしている。スマートフォンの値引き販売に関しては、2019年の電気通信事業法改正で値引き額が2万円までに制限されているが、Redmi Note 9Tはそれを下回る価格なので1円販売ができる訳だ。
    ○値引き規制後も「1円」「0円」端末は重要な存在に

    だがRedmi Note 9Tは海外で発表された時の価格を見ると、今回日本で投入されたのと同じストレージが64GBのモデル229ユーロ(約29,000円)とされている。それに加えて海外モデルにはないFeliCa対応のカスタマイズが加えられていることを考えると、日本での販売価格は本来もっと高くなることが想定されるだけに、2万円を切る価格での投入となったのには戦略的な要素が強いのではないかと考えられる。

    そして現在のシャオミソフトバンクの立ち位置を考えた場合、その戦略はかなり明確だといえる。まずシャオミに関してだが、先にも触れた通り同社は日本に進出して間もないだけに、快進撃を続けているとはいえ市場で確固たるポジションを築いている訳ではない。

    それゆえ日本市場での存在感を高める上では、販売数が多い携帯3社向けの確固たる販路を獲得することが必須となってくる。そこでシャオミは、日本で重視されるFeliCaへの対応をしながらもRedmi Note 9Tを安価に供給することで、大手の一角を占めるソフトバンクとの関係を強化したい狙いがあったといえよう。

    一方のソフトバンクにとって、最大の狙いは5G契約の拡大だろう。ソフトバンク2022年度末までに5Gのエリアを人口カバー率90%にまで急拡大させるとともに、2023年度に5Gスマートフォンの累計契約数を6割にまで広げる計画を立てている。

    そうしたことから代表取締役社長の宮内謙氏は、2020年8月4日の決算説明会で「晩秋から来年にかけて5G祭りが始まる」と話しており、ハイエンドやミドルクラスだけでなく、低価格のエントリー帯でも5G対応スマートフォンを投入することで、5G契約の拡大に弾みをつけたい考えを示していた。そのためには低価格帯に強いスマートフォンメーカーとの協力が欠かせないことから、同社はシャオミと協力してRedmi Note 9Tの低価格化を実現するに至ったのではないだろうか。

    楽天モバイルが本体価格2万円の「Rakuten Hand」を実質0円で販売するキャンペーンを実施していることからも分かるように、厳しい端末値引き規制がなされている状況下でもなお、実質0円、1円で販売できる端末というのは携帯各社にとって顧客獲得の強力な武器となる、重要な存在であるようだ。そうしたことから今後は競争が激しくなっている携帯電話料金だけでなく、スマートフォンに関しても低価格帯での競争が非常に激しくなる可能性が高いといえそうだ。
    (佐野正弘)

    画像提供:マイナビニュース


    (出典 news.nicovideo.jp)

    知って納得、ケータイ業界の"なぜ" 第83回 FeliCa搭載で2万円の「Redmi Note 9T」を実現したシャオミとソフトバンクの狙い


    これ最高ですね!!




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