最新版のChromeには、3つも大きな古いバグがあり、そのうちの1つはハッカーによって積極的に悪用されています。
このバグの技術的な詳細についてはGoogleのブログ記事で読むことができますが、基本的にはJavascriptを適切にチェックして実行するChromeの能力に影響を及ぼし、ブラウザを悪意あるコードにさらした状態にするものです。
Googleは、具体的にハッカーがどのように悪用しているのかは明言していませんが、この脆弱性がターゲットユーザーに対して使われていることは確認しているので、できるだけ早くChromeのパッチを当てた方がいいでしょう。
また、残念なことに、今のところはWindows・Mac・Linux版のChromeしかアップデートされていません。Android・iOS・Chromebook版は、パッチがリリースされるまで待たなければなりません。
Chromeがアップデート対象か確認する方法
自分のChromeがアップデートできるかを確認するのは、かなり簡単です。右上にあるメニューアイコン(自分のGoogleのプロフィールアイコンの横)に通知のドットが付いてたら、アイコンをクリックして、「Chromeをアップデート」をクリックし、パッチをインストールしましょう。
自分のChromeのバージョンをチェックすれば、安全な状態かどうか確認できます。
Chromeのメニューアイコン(3つの点)をクリックし、「設定 > Chromeについて」を開き、バージョンが「80.0.3987.122」かそれ以上であれば、バグを修復するパッチが当てられています。
Chromeが最新版になっておらず、メニューアイコンに通知のドットも表示されていない場合は、Chromeのアップデートが完全に終わっていません。
しかし、ご心配なく、「Chromeについて」の画面でも、インストール待ちのアップデートがあるかどうか知ることができ、アップデートを完了するためにブラウザを再起動するよう求められることもあります。
以上をすべてチェックしても、まだ最新版にアップデートされない場合は、手動でChromeの最新版をダウンロードしてインストールすることもできます。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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