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    カテゴリ:IT > RPA,AI


    AIが作成した記事に騙される

    ランキング1位の記事はAIが書いていた / Pixabay

     それはちょっとした実験だった。あるアメリカ大学生が「GPT-3」という文章生成AIが作り出した記事をためしにブログに投稿してみたのだ。

     それはまったくでたらめな記事だったのだが、それがAIによって作られたフェイクであると気づいた人はほとんどおらず、中には登録する人すらいたという。結果数万人が騙され、記事の1つはニュースランキングで1位を獲得したほどだ。

     カリフォルニア大学バークレー校でコンピューター科学を専攻するリアム・ポー氏は、「超簡単です。それが一番怖いところなんですが」と述べている。

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    危険すぎる文章生成AIの最新バージョン「GPT-3」

     GPT-3は、イーロン・マスクによって設立された非営利団体「OpenAI」が開発した最新かつ最大の文章生成AIモデルだ。

     じつは昨年2月、OpenAIはその旧バージョンにあたる「GPT-2」を開発していたのだが、悪用の恐れがあるとして非公開にしていた。

     ところが11月になってOpenAIは、「これまで悪用されたことを示す確たる証拠はない」と方針を転換。その最新バージョンGPT-3」が公開された。

     こうして日の目を見ることになったGPT-3だが、一般公開はされていない。今のところ利用できるのは、非公開のベータ版に申し込んだ研究者のみだ。その目的はフィードバックを集め、年末までに市販化することであるという。

     ポー氏も申し込んだのだが、許可を待っている間に、ある博士課程の学生がすでにアクセスを取得していることを知る。そこで彼に願い出て、使わせてもらうことになったのだという。

    最新の文章生成AI

    Pixabay

    AIが生成した文章を未編集でブログに投稿


     文章の生成に長けたGPT-3だが、じつは弱点もある。それは文章を生成できても、論理的なものではないという点だ。

     そこでポー氏は、投稿するカテゴリーにはきっちりしたロジックがあまり必要のない「生産性」と「自己啓発」を選んだ。

     そして、「Hacker News」というソーシャルニュースサイトに投稿されている同カテゴリーの記事を眺めてよくある単語を探し、それを組み合わせてタイトルを入力。たとえば「非生産的に感じる? 考えすぎるのはやめよう」や「大胆さと想像力は知性に勝る」といった具合だ。 

     見出しとイントロを与えられたGPT-3は、そこから文章を生成。「Hacker News」に「Adolos」という名称でブログを投稿していった。

     ブログに投稿された記事は、どれもAIによって出力されたものをコピペしただけで、ほとんど未編集だという。

     「アイデアをひらめいて、大学院生に連絡して、ブログを作って、それが拡散されるまで、ほんの数時間しかかかっていません」と、ポー氏は話す。

     ポー氏はこうして2週間ほど毎日AIが作り上げた記事を投稿してから、どこか謎めいた雰囲気の記事を投稿して実験を締めくくった。

     その最後の記事のタイトルは、「道徳心が欠如していれば、GPT-3でやっていただろうこと」だ。そこで、これまでの投稿がすべてAIによるものだったことが告白された。

    AIブロガー

    Pixabay

    AIの文章は人間によるものと認識されるのか?


     ポー氏は、GPT-3の文章が人間が書いたものであると認識されることを証明したかったのだと述べている。

     生成された記事には多少のぎこちなさや間違いもあるが、それがAIによるものである可能性を疑うコメントは、数十ものコメントの中で3、4コメントしかなかったという。しかも、そうしたコメントには、他のメンバーによって低評価が付けられているのだ。

     記事の中には「Hacker News」で第1位を獲得する記事さえあり、数万人が記事がAIによって書かれたという事実を見抜けなかったということになる。

    「adolos」という偽名でHacker Newsに投稿し、1位を獲得した記事
    Feeling unproductive? Maybe you should stop overthinking.
    000

     この記事にはかなりコメントが寄せられているが、AIが作り出したのではと疑う声はほとんどなかった

    4

    image by:SCREENSHOT / LIAM PORR

    文章生成AIのリスク


     専門家たちは、こうした文章を生成するAIをずいぶん前から懸念してきた。

     たとえば、関係するキーワードで生成されたスパム記事のおかげで、ネット検索が台無しにされる恐れがある。またGPT-3を開発したOpenAIですら、AIが大量の誤情報をまき散らす兵器として利用される危険性を指摘している。

     ポー氏の実験は、もう少しありふれた別の問題が生じる可能性を示唆している。それは、アクセス数を稼ぎたい人たちが、人々を釣るためのツールとしてAIを使うという可能性だ。

     「とても簡単ですので、大したことのないブログがずらっと並ぶようなこともあるでしょう。オンラインコンテンツの価値は大幅に下がってしまうのではないでしょうか」とポー氏は言う。

     彼は今後もGPT-3で実験を行うつもりであるそうだが、自身がOpenAIに提出した利用申請はまだ通っていないそうだ。「もしかしたら、このことで先方は怒っているのかもしれませんね。」

    References:A college kid created a fake, AI-generated blog. It reached #1 on Hacker News. | MIT Technology Review/ written by hiroching / edited by parumo

    全文をカラパイアで読む:
    http://karapaia.com/archives/52293911.html
     

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    数万人が見抜けなかった。AIが書いたでたらめのブログ記事がランキング1位となる


    (出典 news.nicovideo.jp)

    数万人が見抜けなかった。AIが書いたでたらめのブログ記事がランキング1位となる

    AIでこんなことできるってすごいですね!!





    <このニュースへのネットの反応>

    【数万人が見抜けなかった。AIが書いたでたらめのブログ記事がランキング1位となる】の続きを読む


     このところ数件、大学に相談を寄せられた中で、「問題だなぁ」と思ったことがあります。

    JBpressですべての写真や図表を見る

    「AIで何とかコロナ打開できないでしょうか?」といった種類のご相談をいただくんですね。

     実は、そういう発想、つまり「困ったときの神頼み」式の思考停止が、一番「コロナ打開を阻むもの」になっている。

     本稿の結論を最初に記すなら、「コロナを打開するのはあくまで<人間>で、その判断の参考に、機械学習システムや大規模データベース解析は役に立つ」。

     それだけのことに過ぎません。その範囲においてAIは活用すべきだし、それを超えた神頼みの対象ではない。具体例を示しましょう。

     皆さんは「何とか<気象衛星ひまわり>の力で、台風被害を減らせませんか?」という人がいたら、どう思われますか?

     気象衛星は様々な天気の予測に役立ちます。予想雨量が激しく、土砂災害などが懸念される地域をピンポイントで予測することなども不可能ではありません。

     しかし、だからといって「ひまわり」に「降水量」を減らす力もなければ、大雨が降った時、地盤を固めて土石流発生を食い止めるパワーなども持っていない。

     人は、わけが分かったと思っているものには「魔力」を感じませんが、わけが分からないと「過大な期待」を寄せることがある。

     どこかで、かなりサイエンス・リテラシ―に問題のある政治家が、「うがい薬でコロナ重篤化防止」とウソでしかないウソを、多分当初は本当に信じ込んだのでしょう。

     愚にもつかないガセねたをメディアにまき散らして問題を起こしたケースがありました。

     その人たちにとっては、「うがい薬」は未知のパワーをもった文明と初めて接触したブッシュマンにとってのカメラのようなもので、人の魂を吸い取るくらいの錯覚をもったのでしょう。

    「AI」は機械仕掛けの神さまでも何でもありません。

     シンギュラリティという笑い話がありますが、これは資産形成に成功した金満家が半ば信じ込み、半ば商売のために巻き散らかしている「ノストラダムスの大予言」と大差あるものではない。

    「気象衛星は台風克服の救世主」になる・・・わけがない。台風は台風です。天気予報は人間が災害を避けるのに参考になるかもしれない情報を提供するにとどまり、それ以上には決して出ることがない。

     同様で、おかしなAI信仰があれば、ばかばかしい迷信と一喝することが必要です。

     AIでコロナなど克服できません。天気予報で台風や土砂崩れを克服しようとしても意味がないのと同じで、天災人災の傍らで「計算」することしか、単体のAIには徹頭徹尾できない。

     その結果が自動的に配信されて、私たち人類を救ってくれる夢のプログラムが走り出し・・・などというのは、さらなる「機械仕掛けの神」信仰に過ぎず、現実には複雑なシステムは稼働前に自前のバグで止まったりする方が普通です

     でも「気象衛星」の予報で、いち早くリスクを察知し、そこから「避難する」という決定を人が下し、実際に退避行動を取るなら、人命が救われる可能性もあります。

     そうした意味において、AIがコロナ「対策」で「人の役に立つ」ことはある。

     AIブームの何のというのは、高々ここ8~9年のことに過ぎません。また、あまり世の中に強調していませんが、この種の問題に私自身は四半世紀コミットしています。

     非常に分かりやすく記すなら「AIの使い方」は基本的に2通りしかありません。

     一つは「検索エンジン」いま一つは「コンピュータービジョン/画像診断」そう思って大きく外れません。

     今日に至るAI興隆を準備した原点に立ち戻って、コロナ対策に「役立つ」AIとは何かを、簡潔に整理しておきます。

    コロナ対策で役に立つAI:その1
    検索エンジン~電子カルテの延長で

     基本的に、機械学習やビッグデータ解析の「人間を超える利点」は一つしかありません。

     人間がいちいち見ていたのでは、とてもではないけれど見切れないほど「大量の情報」あるいは「詳細な細部」について、単純に定義できるタスク、つまりあまりアタマを使わない単調な作業を延々繰り返すこと。

     これを大きく超える「魔法のような」自動システムは、2020年時点、とりわけ新型コロナウイルス対策で、まずもって実用化されていません。

     話を単純化するために、人の命を救う問題に特化してみます。

     お医者さんが患者を治す。一人ひとりの患者さんを全力を尽くして救命します。少し前に報じられた「高齢者を枯らす技術」などというのは言語道断、いまさら言うまでもありません。

     そうやって一人ひとりの臨床で、医師もスタッフも全力を尽くしたその結果として治る人もいれば、薬石効なく幽冥境を異にする、といったことも起こります。

     そうやって得られた、一つひとつのカルテの情報を「電子カルテ」としてデータベース化して、全世界の臨床情報をスキャンできるようにしたら・・・。

     そのような発想で四半世紀前に構築されたのが「根拠に基づく医療」エビデンスベースト・メディスン(EBM)の考え方で、2020年代の今日ではEBMはすっかり普通になりました。

     ここでコンピューターしかできないことは、特定の病名などが示された時、莫大な量の電子カルテ情報にアクセスして「この病気に、外科手術で完治確率は何%、抗がん剤を併用した場合は何%、放射線治療を併用した場合は何%・・・」といった治療法と完治確率の関係、つまり「確からしさ」を示すことはできるわけです。

     しかし、その計算に即して、実際に診療方針を決定し、患者を治すのは医者であり、またここ20年ほどは患者さん自身の合意を得ることも重要になっている。

     これがインフォームド・コンセントと呼ばれるものの本質です。

     人類が、とりわけ医療現場がいまだかつて経験したことのない、新型コロナウイルス肺炎は、どのような治療を施したとき、どの程度治癒が見込まれるのか、当初はさっぱりわけが分かりませんでした。

     しかしネットワークコンピューターに接続された莫大な臨床情報を<自然言語処理>と呼ばれる情報技術で結びつけ、ヤフーグーグルと本質的には同様の「検索エンジン」を早期に構築したことで、現場は非常に助かった、という2020年の現実があります。

     しかし、これは最近のAIでもへったくれでもない。20年前からあった技術で、単に検索しているというだけに過ぎません。

     私が東京大学に任官して最初に指導した学生、今井健君は、医学論文のビッグデータベースに対して、引用・被引用の「サイテーション」関係に基づく紐づけを行って、莫大な先端医療情報のマイニングが可能なツールを開発しました。

     彼がこのテーマに着手したのは2001年、最近のAIでは全くありません。

     今井君は現在でも、東京大学医学部准教授として関連の専門第一線で貢献していますし、有効なデータマイニング技術は流行と無関係に使い物になります。

     ただし、ここで可能なのはあくまで「検索」でしかない。

     でもこの「検索」、グーグルフェイスブックなどが今日のGAFA興隆を創り出した元となるテクノロジーで決して馬鹿にはできません。

     さらに言えば、グーグルが社会全般の情報検索に用い、それとマーケティングを結びつけて大成功した大本は、1990年代、ヒトゲノム解読を目的に発達した自然言語処理のデータマイニング技術で、当時としては最先端の仕事でした。

     また、現在でも新型コロナウイルスDNA解析などにそのまま応用可能な確立された古典的テクノロジー、「枯れた技術」として安心して社会で活用されているものであることに注意する必要があります。

     自然言語処理は、当然、新型コロナウイルス対策の様々な局面で、要素技術として活用されています。

     しかしそれは、問題をすべて解決する「救世主」などというものでは、およそない。定着し切った常識的なハイテクノロジーを要素技術として使う以上でも以下でもない。

     それを活用し、判断を下し対処するのは私たち人間です。

     気象衛星が情報をもたらし天気予報ができても、それを活用して実際に施策を取らなければ、みすみすやってくると分かっている災害で、家ごと押し流されてしまうかもしれません。

     現在の日本国は、一部まともな自治体を除き、政府も自治体トップにサイエンス・リテラシーが欠如したケースが多くみられます。

     せっかく検索エンジンが重要な情報を齎しても、馬の耳に念仏で「GoTo」などと呪文を唱え続ければ、結果がどうなるか。

     今現在目の前で展開している現実のリスクが高いことが懸念されます。

     検索エンジンはあくまで道具であって、そこからはじき出される結果を生かすも殺すも、人間です。

    コロナ対策で役に立つAI その2
    コンピューター・ビジョン:進化した画像診断

     20年前、私がこうしたデータマイニングの仕事に携わったのは。当時東京大学工学部長であった小宮山宏さんに声をかけてもらい「東京大学知識構造化」というプロジェクトの中核部分で力をふるわせていただいたことによります。

     もとより私は一芸術音楽家に過ぎず、こういう公務の関係で「業績」など狙うつもりが最初からありませんので、研究予算をいただく責任として正確なペーパーを出す以上にデータ屋的に自分やラボを売るようなことは一切していません。

     と同時に、音楽のラボとして進学していた学生に、「このテーマでは先々に就職などが細い。それよりも人の命にかかわる医療情報のビッグデータマイニングシステム創成から立ち上げてみないか」と学生にテーマを与え、その結果、20年後の現在も東京大学医学部付属病院で准教授として辣腕をふるっていることは、先にも記しました。

     世の中にこうしたことはニーズがあります。

     20年前の医療情報界隈で問題になっていたのが「胸の写真」レントゲンの絵です。あるいはCT、MRI超音波画像など、すでに電子カルテシステムの中でデータとして共有されながら、必ずしも「検索」が容易でなかった「画像データ」がありました。

     これは何月何日に撮影された患者番号誰それさんの肺の写真・・・といったことは、人手を使って「タグづけ」してやることはできます。

     しかし、画像診断は人間の医者の専権事項でコンピューターにはできなかった。

     何とか画像診断を自動システムに代行させることができないか・・・。

     1990年代から、夢の技術として希求されていた「レントゲン写真などからガンなどの疾病を自動画像診断」する技術ニーズにブレークスルーとなったのが、2012年の「Google Cat(猫の顔を教師なしの「畳み込みニューラル・ネットワークシステムが判別)して以降の機械学習の発展です。

     いわゆる「第2次AIブーム」がここから8年来盛り上がります。

     2020年現在、胸のレントゲン写真などからガンを識別する画像診断は、人間の医師の見立てをはるかに超えて、見逃しの少ない正確なものに発展しました。そういう意味では「人間を超えて」います。

     しかし今もって、そのAIの見立てに従って診断書を書くのは人間の医師であって、もし医療事故が発生したら医事裁判で被告人になるのも人間の医師、AIが刑事告訴されることはありません。

     現実の医療情報学・医療情報経済学では、以前としてあくまで人間が主体で、電子カルテや画像診断AIは補助装置という役割を決して出ることがない。

     そういう意味では、全く「人間を超えて」などはいませんし、そのために医師が失職するということもありません。

     従来は「アナログ情報」であったレントゲンの画像などが、デジタル画像情報として自動認識できるようになると、デジタルカメラがとらえたあらゆる画像をコンピューターが自動認識してインテリジェントな反応を組み立てることができる・・・。

     こうした技術を「コンピュータービジョン」と呼ぶわけで、「画像診断」ニーズに端を発したテクノロジーは莫大な応用範囲をもつことになりました。

     例えば日本全国に配置されている「防犯カメラ」。その莫大なデータを一通りスキャンすることも、私たち人間の限られた一生の時間では不可能です。

     しかし、特定の情報・・・例えば犯人の特徴を絞り込んでデータマイニングすると、関西で犯罪を犯した人が、関東や中国地方を転々と移動している様子なども、昨今は解析され犯罪捜査などにも生かされるようになっているのは、周知のとおりと思います。

     自動車ナンバープレートなど、アナログといっても特徴化しやすいものは、交通の「Nシステム」(自動車ナンバープレート自動読み取りシステム)のように一足早く実用化されていた。

     それが不特定一般的なターゲットも追えるようになったのが「第2次AIブーム」を盛り上げた一因でした。

     この技術をフル活用する、100年前であれば「武蔵」「大和」の巨大戦艦のような<技術統合の象徴>ターゲットとして位置づけられたのが「自動運転」です。

     特にドイツでは「インダストリ―4.0」政策の統合目標に位置づけられましたが、その役割をほぼ終えつつあります。

     2019年後半時点で、現実に実証実験なども繰り返してみて、自動運転にできることと、できないことの間のギャップがあまりにも露骨に示されてしまい、2020年代のイノベーションで「自動運転技術」は2010年代トップスターの位置にはすでにいません。

     その代わり、人間を主役とするスマートシステムの中に、モジュールとしての自動システムが随所に組み込まれたシステムインテグレーションや、そこでのマーケティングなどがホットイシューになりかけていた・・・。

     そこにやって来たのが「新型コロナウイルスパンデミック」にほかなりません。

     コロナの状況は、やや陰りを見せていた「自動運転」周りに別のポテンシャル・ニーズを齎しました。

     無人自動システムによるソーシャルディスタンスを確保したトランスポートなどの可能性です。

     こうした技術史の流れから分かることは、コロナ対策という観点からも、オーソドックスなターゲットは「スマートシティ」をいかにして打たれ強い、AIベースのインテリジェントなものとして洗練させるか、といったところに落ち着きます。

     私自身が責任をもつ国内外のプロジェクト東京大学の取り組みも含め、本線はここにあります。

     こうした公務の内容は知る人しか知りませんが、知る人は知りますので(苦笑)大学の日常では「先生、何とかAIでコロナを克服できないでしょうか?」式のご相談をいただいたりもしたわけでした。

    本当に必要な政策決定者のクールな頭脳

     AIが提供できるのは、文字情報を相手にする「自然言語処理」の範囲を逸脱する場合、コンピュータービジョンなどで自動認識可能な莫大なデータから、特定のターゲットを絞り込む程度の単純作業が中心になります。

     もちろんそれは、人間に可能な範囲を超えた走査ができるわけですから、役に立つものであるのは間違いありません。

     しかし、神頼み式で「人類を救う AIは救世主」とかいう寝言とは一切無関係な、単なる道具にすぎません。

     犯人がどこに潜んでいるか分からないというようなとき、膨大な可能性の中から、有用な情報の候補を絞り込んだりすることが、AIは得意です。

     しかし機械システムに任せて、自動的に犯人を逮捕などは、絶対にしてくれません。人間の領分が残っています。

    「AIでコロナを何とかする」のは不可能ですが、気象衛星が齎す情報によって被害を最小に食い止める役に立つ災害対策を人間が立てるのには役に立つ。

     全く同様で、コンピュータービジョンが齎す、脈のありそうな政策案があっても、それを実行せず「GoTo」など最たるものですが、既得の利権構造に強くバイアスを受けた政策にしがみついている限り「根拠に基づく政策(Evidence-based Policy)」など、実現するわけがありません。

    「ウイズコロナコロナと共に・・・というどうしようもない日本語は世界のどこに出しても一切通用せず、「Through COVID-19」などの表現が取られますが、この難局に対処する主役は常に人間であって、まともに頭の涼しいディシジョンメーカー、つまりクールな意思決定担当に、判断を下すのに役に立つ有用な情報を齎すのがAIにできる「すべて」。ここで打ち止めなんです。

     問題は、この「涼しいアタマ」をいかにしてきちんとするかであって、これがない限り、今般のコロナ騒ぎが穏便に収束することは、まず期待できません。

     タイトルで問うた「AIはコロナ克服の救世主なのか?」への答えは「バカも休み休み言いなさい」ということになるでしょう。

     社会や人を救うのは常に人間で、システムはそれに有用なサポートを提供するのに徹する当たり前の分別を徹底したところから順に、コロナ克服は達成されていくことになるように思います。

    [もっと知りたい!続けてお読みください →]  抗ストレス食材「山椒」とオレンジの意外な関係

    [関連記事]

    世界が注目するオーセンティック教育の真髄

    新冠病毒後疫情時代,世界各國劇變的生活與工作

    AIで新型コロナウイルス感染症が抑えられると真剣に思っている人がいることが大問題である


    (出典 news.nicovideo.jp)

    AIはコロナ克服の救世主か?

    これすごいですね!!

    AIってこれからどんどん進化して行きますね!





    <このニュースへのネットの反応>

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    見た目は地味で面白みには欠けるものの、機能は本物。それが今回紹介する中部電力 ミライズ WXT-200「ここリモ」だ。スマートフォンスマートスピーカーから家電の操作が簡単にできてしまう。


    赤外線リモコンのある家電ならほとんどOK!声で操作することもできちゃう!


    中部電力 ミライズ WXT-200「ここリモ」は、AmazonAlexaやGoogleAssistantに対応したスマートリモコンスマートスピーカーと連動し、音声で家電をコントロールすることが可能になる。声だけでエアコンをつけたりテレビを消したりできる。

    スマートリモコンでありながらAIを搭載しており、例えばエアコンの利用状況をAIが学習。自動で温度設定を制御してくれる。家での時間をいつも快適に過ごすことができる。

    家での設定も非常に簡単。初期設定時のWi-Fi接続設定や家電のリモコン設定が誰にでもでき、登録にないリモコン赤外線の学習機能によりますます便利に使える。スケジュール機能や一括操作機能の追加もあり、さらに便利に家電を操作できるようになった。

    音声での操作に限らずもちろんスマートフォンでの操作も可能。外出中でも家電の操作ができる。

    赤外線リモコンを搭載している家電であればほとんど何でも使える。おうちでのスマートホーム化に憧れているなら、是非一度使ってみてほしい。

    Amazon:
    『ここリモ』業界初のAI搭載スマートリモコンでエアコン温度を自動制御!どこからでもスマホで家電を遠隔操作する赤外線リモコン【Alexa、Googleに対応】中部電力 ミライズ WXT-200
    楽天:
    スマートリモコン『ここリモ』自宅の家電・エアコンをスマホで外出先から快適コントロール【アマゾンアレクサ・グーグルホーム対応】中部電力 WXT-200

    AI搭載のスマートリモコン!エアコン利用状況をAIが学習して、自動で温度調整!


    (出典 news.nicovideo.jp)

    AI搭載のスマートリモコン!エアコン利用状況をAIが学習して、自動で温度調整!

    これすごいですね!!

    自動で温度調節って、高齢者の人に役に立ちそうですね!

    しっかりとサポートあれば流行りそうですね!!



    <このニュースへのネットの反応>

    【AI搭載のスマートリモコン!エアコン利用状況をAIが学習して、自動で温度調整!】の続きを読む


    Amazonは本日、モバイル端末用Alexaアプリホーム画面のデザインを刷新することをお知らせいたします。新しいホーム画面には、Alexa音声アイコンや、お客様のご利用状況に合ったお薦めの機能やスキルが表示され、お客様はよく使う機能にホーム画面から直接アクセスできるようになります。今回のAlexaアプリアップデートは、今後数週間かけて、iOSAndroidFire OS搭載のモバイル端末用Alexaアプリが提供されている地域で展開され、お客様にご利用いただけるようになります。新たにAlexaアプリをご利用になるお客様は、お使いのモバイル端末のアプリストアまたはAmazonアプリストアからAlexaアプリダウンロードいただけます。

    新しいAlexaアプリホーム画面の概要は以下の通りです。

    よりパーソナライズされたAlexa体験
    お客様がAlexaアプリを継続して利用することで、ご利用状況に合ったお薦めの機能やスキルホーム画面に表示されるようになります。

    より簡単にAlexaに話しかけられる
    ホーム画面の上部にAlexa音声アイコンが表示されるようになり、より簡単にAlexaに話しかけられるようになりました。Alexaのハンズフリー機能にも対応しており、アプリを開いている間にAlexaに話しかけて、天気予報を確認したり、スマートホーム対応製品を操作したりすることも可能です。

    初めてご利用になるお客様へ
    初めてAlexaアプリをご利用になるお客様向けに、Alexaアプリの便利な使い方や音楽の再生方法、買い物リスト機能などをご案内します。

    「その他」が画面右下へ移動
    画面下のナビゲーションバーに「その他」が移動し、リマインダー機能や定型アクションAlexaスキル、設定などのアプリ全体の機能が表示されるようになります。

    Alexa アプリホーム画面上部にAlexa音声アイコンが、
    画面下部には利用状況に合ったお薦めの機能やスキルが表示されるようになります

    配信元企業:アマゾンジャパン合同会社

    企業プレスリリース詳細へ

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    (出典 news.nicovideo.jp)

    Amazon、Alexaアプリのデザインを刷新

    これいいですね!!
    もう何でも話しかけてしまう笑


    <このニュースへのネットの反応>

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     「記者が汽車で帰社した」という同音異義語が三つ並ぶ日本語を、瞬時に的確な英語に翻訳するーー。中国のAI翻訳機トップのiFLYTEK(アイフライテック)の「iFLYTEK 翻訳機2.0」が7月1日、日本に上陸した。7月20日から順次、AmazonなどECを中心に発売している。

    画像付きの記事はこちら




    ●中国政府がAI先進企業として後押し



     iFLYTEK1999年に創立。本社は、中国・上海市から新幹線で約2.5時間の安徽省合肥市に構える。同社の名前を世界的に一躍有名にしたのが、中国政府が2017年11月に「AI大国」を目指すため、スマートシティ分野を阿里巴巴集団(アリババ)、医療映像分野を騰訊控股(テンセント)、自動運転分野を百度(バイドゥ)、音声認識分野を科大訊控(iFLYTEK)の4社を重点育成企業として指定したことだ。

     19年6月に上海で開催された「CES Asia 2019」でホンダ中国とアリババが車載用システムHonda CONNECT」の共同開発で提携することを発表して話題になったが、その中の音声認識でiFLYTEKも入っている。昨年のCES Asiaの会場でも、翻訳機や音声認識のブースはiFLYTEKが多くを占めていた。

     日本法人のiFLYTEKジャパンAIソリューションズは20年1月8日に設立。日本市場の進出について孫嘉人取締役副社長COOは、「日本の消費者は目が厳しく、新しい技術や製品に対する関心がとても高い」と、中国の最新テクノロジーが日本でどう評価されるかに興味を示す。

     本来なら今頃、東京五輪が開幕し、訪日外国人客であふれかえっていて、翻訳機も飛ぶように売れていたことだろう。しかし、新型コロナウイルスによって目算が大きく狂った。この点について孫副社長は、「延期となった来年に向けて販売パートナーを開拓するとともに、テレワーク需要などに対応する機能のバージョンアップも考えている」と語る。

     中国では、リアルタイムで精度の高い文字起こしができるAIボイスレコーダーも販売しており、その一部の機能をソフトで搭載することを検討しているようだ。


    ●0.5秒の最速で翻訳、カメラ翻訳や語学学習も



     日本の第1弾となるiFLYTEK翻訳機2.0は、新型コロナの影響で市場が縮小していることから、5月30日クラウドファンディングで目標金額30万円の小規模で開始した。しかし、ふたを開けてみれば1日で目標金額を軽々とクリアし、400万円以上の調達に成功した。7月1日に販売を開始し、7月20日から順次、AmazonなどECを中心に発売している。

     主な特徴は、0.5秒の最速な翻訳性能のほか、59言語、200カ国の言語の音声翻訳に対応する。ことわざや金融、医療、IT、司法、スポーツなど多くの分野の専門用語も翻訳するという。

     使い方は簡単で、翻訳する言語を選んで、自分が話すときは本体手前の「Japanese」のボタンを押しながら話すと、スピーカーから相手の言語に翻訳された言葉が聞こえる。逆に相手が話す際は、自分で本体奥の「ABCボタンを押しながら、マイクを向けるようにして相手に話してもらうことで、日本語に翻訳された言葉がスピーカーから流れる。

     本体の裏にはカメラが搭載されており、11言語のカメラ翻訳も可能。例えば、海外のレストランメニューや街中の看板などをカメラに映してボタンを押せば、瞬時に何が書かれているか翻訳してくれる。

     試しに取材時にあった機器に表示されていた中国語カメラ翻訳してみたら、なんてことはない、バッテリ残量が低くて充電をうながしている意味だった。

     ほかに、外国語の発音練習機能を搭載する。旅行やビジネス・海外出張、公共施設、インバウンドサービスなど、ユーザーの利用シーンに応じて練習ができ、発音の採点もしてくれる。

     通信は2年間のグローバル通信(98カ国対応)がついている。2年後のプランは現在、検討中だという。通信方式はeSIMSIMWi-Fimobile hotspot、Bluetoothの5種類。主なスペックは、OSがAndroid 7.0、ROMが32GB、RAMが3GB、重さが120グラム。サイズ145.5×52.5×13.4ミリ。税別価格は2万8800円。

     現在は、翻訳機にとって厳しい市場だが、新型コロナが収束して東京五輪開催のメドがたってきたら必ず市場は回復するだろう。

     あるいは、テレワークなどの普及で、遠く離れた人とコミュニケーションがとれることに人々が気付き始めている。新型コロナによって、世界の人々とのコミュニケーションがなくなるわけではない。むしろ、ニューノーマルな日常を歩む中で翻訳機の活躍は、これからが本番かもしれない。iFLYTEKを日本のユーザーがどう評価するかも、まだはじまったばかりだ。(BCN・細田 立圭志)
    「AI大国」を目指す中国政府が後押しするiFLYTEKの翻訳機


    (出典 news.nicovideo.jp)

    いよいよ中国トップのAI翻訳機「iFLYTEK」が日本に上陸

    これいい商品ですね!!

    ぜひ試してみたい!!


    大阪弁には対応してますかね笑





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